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2014年8月の7件の記事

2014年8月31日 (日)

今年の手帳!(2014-15)

あと数日で新年度、というわけで去年に引き続き今年の手帳をお披露目します。


と、その前に・・・


覚えている方がいるかどうかはわかりませんが、昨年度の手帳はこれでした ↓










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旦那さんに勝手に選ばれて、不意打ちを食らった「バクマン」の手帳(そのときの記事はこちら)。


値段の割に中身は大して機能的ではなかったので、今年は自分で選ぶことにしました(ってそれが普通か・・・)。


というわけで、今年の手帳は・・・


じゃんっ!













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フランスの文房具メーカー「Clairefontaine」が出している、定番中の定番。



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フランス製。


これが黒なら更に定番を追求できたのですが、黒だと手帳を探すときに困難を極めるので緑にしました。


実母が今夏滞在中に買っていった、雑誌「l'Etudiant」の手帳と迷ったのですが、決め手になったのは・・・













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ドイツの南西部がしっかり載ったフランス北半分の地図


ドルトムント、シャルケ、ケルン、マインツ、フランクフルトと日本人サッカー選手が活躍する街がずらっと載っていて、今季も叶えたいブンデスリーガの試合観戦に思いを馳せながら日々の計画が立てられます(笑)


先週末に始まった今季のブンデスリーガ。


現在第二節の真っ只中ですが、一節目は所属日本人選手11人中、なんと8人が出場しました(しかも欠場者は皆ケガが理由)!


第一節目は岡ちゃんがリーグ戦初ゴール、そして今日は乾選手、大迫選手が立て続けにゴール!


ブンデスリーガの出場チームは全部で18なので、ドイツのサッカー番組の試合ダイジェストにほぼ毎試合日本人選手がでてきて、見ているほうは大忙しです!(パラボラアンテナ万歳!)日本人選手が2人所属しているチームが4チームもあるので、1試合で4人の日本人を見られる日もそう遠くないかもしれません。「そのうちJリーグになるかもね by 旦那さん」なんて有り得ないことを想像してしまうほど、ブンデスリーガは日本サッカーファンにとってとんでもないことになっているのです。


そんな中、今日パソコンを開いたら、なんと香川選手のドルトムント復帰が目前に迫っているというではありませんか!!


香川選手が英国に去って以来、旦那さんが毎シーズン夢見てきた復帰話です!


4年契約だそうで、我が家はさっそく「4年以内にドルトムントに観戦に行く」という目標を立てました!ドイツ最大の競技場(8万人収容可能!)には前々から「いつか行ってみたいよね」と言っていて、日本人選手がいなくても臨場感を味わう予定だったのですが、これで目的が更にはっきりしたというものです。香川選手vs岡ちゃんとか、ドイツ中の日本人が集結しそうです。








手帳の話から脱線したついでに、こんなものも載せておきます ↓




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ブンデスリーガの試合カレンダー!


普通のカレンダーとしての使用を全く考慮していない試合日程を知り結果を記すためだけのカレンダーです!


サッカーが国民的スポーツであることを誰もが認めるドイツならではの代物だと言えます。




脇役ながら・・・



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岡ちゃんがちゃっかり(笑)






2014年8月28日 (木)

義母と携帯

実は数日前まで義母が遊びに来ていました。
 
なぜか今夏は2回(計2週間!)も会ったので、当分の間、義母はいりません。
 
そういう“うんざり感”は義母をもったことがある人なら大抵はわかってくれると思うので詳細は割愛しますが、今回は義母の余韻が残っているついでに彼女に関するあり得ない話をしようと思います。


++++++++++++++++++++++++



彼女は、60歳で生まれて初めて携帯電話を持ちました。


それから今日までの5年間同じ携帯(≠スマホ)を持ち続けています。


それはいいんです。


そういう人はまだまだ世界の至る所にいます。


何を隠そう、うちの旦那さんもカメラ機能さえない携帯を使い続けています。


彼女の問題は、過去のものとなりつつある携帯(≠スマホ)を未だに使いこなせていないところにあります。


まず彼女は、「携帯電話」という名前の意味がわかっていません。


なぜなら・・・













外出するときに、家に置いておくからです











何のための“携帯”なんだ?と誰もが思うでしょう。


更には、家にいるときも、携帯を付属のケースにしまっています


そのせいで、電話をしても彼女が出ることはほとんどありません。


本人は出たいのでしょうが、携帯をケースから取り出しているうちに留守電に切り替わってしまうのです。


携帯のロック方法を何度か教えようとしましたが、聞く耳を持ちません。


そして最近、更なる衝撃的な事実を知りました。


ある日、旦那さんの携帯に誰かが留守電メッセージを残しました。


メッセージを聞こうとサービスセンターに電話しながら旦那さんが言いました。


「これ、母親かどうかすぐわかるんだよね。」


どういうことかと聞くと、


「プッシュホンの音が始まったらそうなんだよ。」


ここまでで、何の話か分かった人はすごいです。


たいていの場合、留守電に切り替わると、自動音声もしくは本人の声で「・・・メッセージを残してください。」という趣旨の誘導があります。


普通の人は、ここで音声メッセージを残すわけです。


残さずに切ってしまう人も多いと思いますが、何か伝えておきたいことがあれば口頭でメッセージを残します。


それが義母の場合、


何をどうしたらそういう解釈になるのか、












そのままメール(SMS)を打とうとするらしいのです!!!









そのせいで、旦那さんは義母が留守電にメールを残そうとする度に、ひたすらプッシュホンの音を聞かされるはめになります


彼女にとって、携帯電話の“メッセージ”はSMS。


旦那さんは「書くほうのメッセージじゃなくて、口頭のメッセージだから」と何度も説明したそうですが、これも全く理解されないまま今日に至ります。


義母の名誉のために言っておきますが、地理歴史の高校教師だった彼女は決して頭の悪い人ではありません。


テレビやラジオの政治討論を見たり聞いたりするのが趣味で、政治の話を始めると誰にも止められません。


それだけに、いつまでたっても携帯を使いこなせない彼女とのギャップが凄すぎて、こうして突拍子もないことを見聞きする度に開いた口が塞がらないのです。





2014年8月22日 (金)

検索ワードに見るフランス社会

2014年ももうすぐ9月になろうとしていますが、「ça m'intéresse」という雑学月刊誌の8月号に、2013年度の“グーグル検索ワードランキング”が載っていました。



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正確には「ランキング」というよりは、検索の多いワードを8つ挙げてみたよ、といういい加減な記事なのですが、内容が興味深かったので掲載順に紹介します。



☆2013年 フランスグーグル検索ワードランキング☆ ↓


① 瘦せる方法
 
② ダウンロード
 
③ キスする
 
④ 妊娠する
 
⑤ 金持ちになるには?
 
⑥ Skyfallとは?
 
⑦ RTT
 
⑧ Thalassa ?


まず、2013年と言いながら、①から⑤まではまったく流行を感じさせないワードが独占していて、ここ数年とこの先数年のランキングは大して変わらないんじゃないかと思わせるところがとてもフランスらしいです。


そして、①から⑤のワードをフランス社会に当てはめてみると、上位を占める検索ワードがフランス社会の合わせ鏡であることがよくわかります。



肥満に悩むフランス人は年々増え
、映画館に行かずに違法ダウンロードで映画を見る人があとを絶たず、今も昔も恋多きフランス人たちはキスを研究し、ベビーブームはいつまでたっても終わらない。ついでに不況からも抜け出せないので一攫千金を夢見てネットにすがる。


ちなみに⑥の「Skyfall」は映画「007」の23作目とその主題歌。英語が苦手なフランス人たちが意味を調べるためにグーグルに殺到したようです。


⑦は「Réduction du temps de travail」の略で、週35時間以上働いてしまった場合の残業時間がある程度たまったら、別の日に半ドンにするなり、まとまった有給休暇をとることだそうです。一日でも多く休もうとするフランス人のバカンスに対する意地が垣間見えます(笑)


⑧の「Thalassa」は海を題材にした長寿ドキュメンタリー。来年は40周年を迎えるそうですが、何故検索されているのか、はっきりした理由は私にはわかりません。番組の進行役は番組と共に歳を重ね現在67歳。慣れ親しんだ人・物・事を大切にするフランス人の性質がこのワードに表れているのかもしれません。





2014年8月17日 (日)

やっと登ったピュイ・ド・ドーム

義母の住む町に滞在中、ピュイ・ド・ドーム(Puy-de-Dôme )という、Volvicの水で有名な休火山に登ってきました。


Sommetdupuydedome



“登った”と言っても登山電車で頂上まで行ったというだけの話なのですが、私にとっては感動的な“登頂”でした。
 
というのも、この山は渡仏して最初に目にした山だったにも関わらず、何度も側を通りながら、今日も登らない、今回も登れないという状態がなんと・・・15年間も続いたからです!
 
富士山の麓に住んでいても富士山に登ったことがないという人もいるわけで、私がピュイ・ド・ドームに登らないからと言ってなんら驚くことではありませんが、数年前にせっかく登山電車が開業したし、息子も4歳になって感受性が豊かになってきたし(去年までは景色を見せても無反応だった)、今回を逃したら次の機会は来年の夏・・・ということで登ることになりました。



義母の町から車で20分。


麓の駐車場に着くと、見渡す限り車、車、車。


今年の夏はフランス各地で気温が低く隔日で雨が降っていて、好天だったその日に考えることは皆同じでした。


運よく空きスペースを見つけて車を止め、登山電車の駅へ。


切符売り場で息子が4歳だと告げると、4歳から有料だと料金表に書いてあるのに何故か無料に・・・。意味不明だったけれど、変に説明を求めて有料になったら残念なので追求せず。


出発間際の電車に乗り込むと、ほぼ満員。駐車場が満車なので当然と言えば当然ですが、それにしてもオーベルニュ地方でこれほどの人ごみは珍しいです。


登山電車に揺られること10分。


あっという間に標高1400メートルに到達しました。




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降りた場所から頂上は目と鼻の先。


せっかく来たので頂上を目指して進んでいくと・・・



どうも牧場くさい(汗)



こんな場所で何故???と思っていると・・・




いました!!!




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羊の群れが!


それもすごい数!


どおりで通路に干草色の点々が続いているわけだ(苦笑)



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更に進んでいくと


今度は人だかり。


のぞいて見ると、そこには・・・




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パラグライダーの群れ(笑)


麓に近づいた時点で見えていたパラグライダーの出発点がそこだったのです。


好天を逃すまいと集まったパラグライダー愛好者たちが所狭しと並び、次から次へと飛び立っていきます。



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中には6歳前後の男の子が付き添いの大人と飛び立つという、観衆が固唾を呑んで見守る一幕もありました ↓



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空を見上げるとこんなに沢山のパラグライダー!



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ずっと見ていて感じたのは、結構操作が簡単そうで、勇気さえあれば誰でもできそうなこと。スカイダイビングは無理でもこれなら私でもできそう・・・などと勝手に夢を膨らませてみたりしました。



パラグライダーの波はいつまでも引かず、見ていると限がないので前進。


途中、Volvicのペットボトルに印刷されている火山が見えました。



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一昔前に使われていた写真はピュイ・ド・ドームだったそうです。


山頂を散策すること40分、ここで“あること”が気になり始めました。


それは・・・


電車を降りた時点で薄々気づいていて気にしないようにしていた寒さ


標高1400メートルを甘く見て、というか、“山”であることを忘れてハイキング気分でやってきた私たちは、こともあろうに半袖一枚で登頂してしまったのです。


半袖やタンクトップの人は他にもいましたが、自分自身は寒さに震えているわけで周りがどうこうの問題ではありません。


私たちを嘲笑うかのように薄手のダウンジャケットを着ている人もちらほら。(そういう人に限ってボトムスはホットパンツだったりして、「で、脚は寒くないの?」と聞きたくなりましたが・・・)


防寒着さえあれば、あと一時間は絶景を楽しんだだろうに、後半は猛スピードで写真だけ撮って、あえなく退散。


念願のピュイ・ド・ドームには登れたものの、次回は「寒さ対策をして思う存分頂上を満喫する」という、更なる目標を持つはめになったのでした。(次があるなら今度は自分の足で登ろう・・・)







2014年8月15日 (金)

今度は嵐

ドイツ旅行、オーベルニュ滞在に続き、またしてもブログを更新できない状況に陥っていました。


題名どおり、今回の原因は「嵐」。


日曜日の夕方、雨が強く打ち付ける音が聞こえて窓の外を見たら・・・


日本でしか経験したことのないような、強烈な雷雨が真横に降っていました(汗)


あまりの凄まじさに、4歳の息子は恐怖で硬直。


15分も続かなかったと思うのですが、その間に近くで雷が1度落ち、何かがどこかにぶつかって割れる音が何度か聞こえました。


嵐が去り、窓を開けてみると、近所に住む女性がベランダに出ていたルウのママと話していました。


「木が道路を横切っていて、迂回して帰ってきたのよ。」


まじですか。


別の隣人も窓から会話に割り込んでルウのママに聞きました。


「インターネットつながる?」


さっそくうちのネット状態を確認すると・・・


ホントだ、つながらない。


翌日が月曜日だったので、今夜は無理でも明日には誰かが修理するだろうと思っていたのに、月曜日の夜になっても・・・


つながらない。


痺れを切らした旦那さんが火曜日の朝、電話会社に電話をかけると、


「雷雨に見舞われませんでしたか?」


と逆質問。


どうやらモデムが雷にやられたようで、交換する以外に手立てがないとか。


「今日発送しますが、到着は明日のこともあれば5日後ということもあります。」


相変わらずの運任せ。


その上、「次回は雷が鳴ったら回線をすべて外してくださいね。長期間留守する場合もです。」


なんて注意されてしまった旦那さん。


そんなの聞いてないし。


そもそもが、雷ごときでダメになるモデムってどうなわけ(よく知らないけど・・・)。


フランスのフリーダイヤルは後味の悪さで言えば天下一。


どうせモデムも1週間くらい届かないんじゃないの?


と、すねていたら・・・2日で届きました(爆)




ちなみに、嵐の被害は想像以上に酷く、町のあちこちで瓦が飛んだり、木がなぎ倒されたり、ゴミ箱がどこかに飛んでいってしまって行方不明になったりした模様。


近所のおじいちゃん曰く「これほどの嵐はかなり珍しいけどね。これから増えるんじゃないかな」


今年の冬は「冬がなかったね」と皆が口をそろえるほどの暖冬で、今夏は雨ばかりで太陽はほとんど顔を出しません。


日本の台風がどんどん巨大化しているように、フランスでも異常気象が頻発しているのです。











2014年8月 8日 (金)

ルモンド紙が見る69回目の原爆記念日

以下、8月6日付けのルモンド紙の記事です。後半の切れ味が素晴らしい。
 
http://www.lemonde.fr/japon/article/2014/08/06/soixante-neuf-ans-apres-hiroshima-le-japon-appelle-a-eliminer-les-armes-nucleaires_4467280_1492975.html




被爆から69年、日本、核兵器の廃絶を訴える



8月6日水曜日の朝、日本は、1945年8月6日に広島に投下された原爆の69回目の記念日を迎えた。式典で松井一実・広島市長は、第二次世界大戦中の原子爆弾の実害を確かめるために広島や長崎を訪れてほしい、と世界各国の代表に訴えた。
 
《オバマ大統領をはじめ核保有国の為政者の皆さんは、早期に被爆地を訪れ、自ら被爆の実相を確かめてください。そうすれば、必ず、核兵器は決して存在してはならない「絶対悪」であると確信できます。その「絶対悪」による非人道的な脅しで国を守ることを止め、信頼と対話による新たな安全保障の仕組みづくりに全力で取り組んでください。》
 
1945年に14万人の死者を出した爆心地に近い広島平和記念公園で、4万5千人が1分間の黙祷を捧げた。広島の3日後、長崎でも更に7万人が一瞬の爆撃で犠牲になった。原爆が2都市を荒廃させ、日本は降伏した。
 
この惨事の生存者は現在19万人いるとされ、昨年は5千507人が亡くなった。
 
《 積極的平和主義 》
 
悲劇の記念日は、集団的自衛権の行使を可能にする解釈改憲という、首相・安倍晋三の意欲に対して世論が分かれている最中に行われることとなった。首相率いる保守主義の現政権は、平和を謳う憲法、特に9条を事実上改正した。安倍氏の目的は、国際舞台での日本の役回りを強化させることである。
 
水曜日の朝の式典で安倍氏は、核兵器の惨禍を経験した唯一の被爆国として核兵器をなくしていく責務があると表明した。しかしながら、彼の政治理念である“積極的平和主義”には言及しなかった。
安倍氏を名指しすることはなかったが、松井市長は、平和憲法があったからこそ日本は69年間戦争をしなかったと明言した。






2014年8月 6日 (水)

改装中にオープンしたホテル

一昨日まで義母の住むオーベルニュ地方に行っていました。


ネタがどんどん溜まっていくというのに、WIFIはうまく繋がらず、繋がっても時間は限られていてブログを更新することはできませんでした。全てを記事にするのは難しそうですが、とりあえずこんな話から始めようと思います。



滞在中の宿泊先は7月に改装オープンしたばかりというアパートホテル。


・・・のはずが、着いてみたらまだまだ改装中だったという話です(笑)


完全に改装が終了しているのは外観だけで、中はというと・・・


まず、階段が仕上がっていない ↓




Dscn7943_7



ただし、これは登れるから別に支障はない。


問題は・・・


廊下と階段の明かりがないこと。


照明らしきものは天井や壁についているのに、そのスイッチが全く見当たらないわけです。


昼間はともかく、日が落ちてから帰ってくると手探りで階段を登らなければなりません。


その説明も一切ないところがまたフランスらしい。


肝心のアパート内は一見改装が完了しているように見えます。ただし、到着早々のオーナーの言葉が


「食卓テーブルと玄関脇の家具は取り替える予定です。」


玄関脇の家具は何がどうダメなのかさっぱりわかりませんでしたが、食卓テーブルは確かに代用品そのもの。


テーブルというよりは電話台のような、3人で囲むにはあまりにも小さすぎる“テーブル”でした(これは残念ながら写真なし。チェックアウト時に撮ろうと思っていたらそれどころではありませんでした)。


そして、滞在3日目にそれは起こりました。


朝9時半にチャイムが鳴って、インターホンに出ると


「家具の交換に来ました。入ってもいいですか?」


家族3人でのんびり朝食をとっていた最中でしたが、断わるのは悪いと思って解錠。


運び込まれたのは、巨大な収納棚 ↓





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私としては食卓テーブルを替えてもらったほうが嬉しかったのですが、それは運搬の兄ちゃんたちに言ったところでどうしようもないこと。家具が交換されるのを黙ってみていました。


ところが、交換が終了して問題発覚。


新しい収納棚が壁から10センチも飛び出していたのです ↓




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(オレンジの矢印の部分が壁からはみ出ている)



すかさずオーナーに電話する運搬の兄ちゃん。


とりあえず引き上げてから10分後、またドアをノックする音が聞こえました。


ドアの向こう側にいた(あった)のは運搬の兄ちゃんたちと元の収納棚


「やっぱり新しいほうは大きすぎるので再度交換します。」


再度交換ってあんた、壁の長さ測っておけばこんな重たいものを何度も往復する必要なかったのに・・・。


フランスらしい要領の悪さに呆れながら、私たちは朝食の片づけを始めました。


すると、その数分後、またしてもドアをノックする音が聞こえました。


今度は何だろうと思いながらドアを開けると、


「適当な大きさの家具が見つかったので、こっちにします。」


と言いながら第三の収納棚を運んできた兄ちゃんたち(爆)


笑いをこらえながら3度目の交換劇を見守りました。



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上が最終的に採用された収納棚。下が元の収納棚。


高さはともかく、幅に関しては一番目よりも狭い収納棚を前に(しかもコンセントが隠れてしまっている!)、一番目が没になった理由はいつまでたってもわかりませんでした。


それから数日がたち、またチャイムがなりました。


ドアを開けると、今度は背の高い年老いた男性がたっていました。


彼の手には額縁。


「絵を飾りに来ました」と言う男性。


「ダイニングに2枚、それぞれの寝室に2枚飾らせてもらってもいいですか?」


あまりに思いがけない申し出に戸惑いながらも承諾。


「ここは絵を飾るには適していない場所だと思うんだけど、オーナーがどうしてもと言うので」


と言いながら、キッチンの、どう考えても不適切な場所に釘を打ち、絵をかけた男性。



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その他3枚も手際よく飾りながら言いました。


「これは写真を加工して水彩画に見せかけているのです。よく出来ているでしょう?」



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確かに良くできてる。(↑相変わらずぶれていてよくわかりませんが、本当によくできた加工写真でした。)


聞けばこの男性、画家で、自分の絵もホテルの数箇所に飾ったのだとか。


自分の絵を自分で飾るのは普通のことなんだろうけど、その画家に加工写真を飾ってまわらせるのはどうなんでしょうか。




と、こんな感じで、改装の仕上げに客の私たちが巻き込まれるという、ある意味貴重なホテル滞在を経験したのでした。


外装に関しては改装しながら営業を続ける店やホテルなどは結構あると思うのですが、このホテルのように一旦閉めておいて、内装が中途半端なまま営業再開するところはフランスでも結構珍しいと思います。


とくにオーナー一同、従業員たちはなんら悪びれた様子もなく、それどころか「居心地はどうですか」なんて平気で聞いてくるわけで、階段に照明がないことを不服に思うほうがおかしいのではないかと思わされました。


ちなみにこの照明、帰る二日前に点(とも)って、人が通ると自動的に明かりが点く仕組みだということはわかったのですが・・・



点いたのはそれっきりでした(爆)










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