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2014年9月の7件の記事

2014年9月25日 (木)

「日本政府は原発事故を可能な限り過小評価している」 水林 章

8月28日、フランス文学の第一人者である水林章氏が、現政権を真っ向から批判するエッセイを出しました。



A



フランスの知識人の間で大絶賛されている既刊の二作品同様、フランス語で書き下ろしたものをフランスの出版社が出版しています。


日本人にこそ読んで欲しい内容なので日本語ではないのが残念ですが、 「métronews」というフリーペーパーのネット版紹介記事が興味深かったので、ここに訳しておきます。(水林氏がフランス語で話した内容が大半を占めているので、それを日本語にするのはちょっとおこがましい気もしたのですが、記事の文章には忠実に訳したつもりです。)



http://www.metronews.fr/culture/akira-mizubayashi-le-gouvernement-japonais-minimise-fukushima-le-plus-possible/mniv!PteEvf1aKfwUI/ 






「日本政府は原発事故を可能な限り過小評価している」 水林 章




2014年9月22日



エッセイ:フランス文学研究者であるとともに東京の大学で教鞭をとる水林章が、新著「Petit éloge de l'errance(彷徨(さまよ)いの賞賛)」の中で、自身の記憶と巧みな問題提起を織り交ぜながら、福島原発事故に対する政府の無責任さを暴いた。


妻にこう言われました「あなた、ちょっと度が過ぎるんじゃない?こわくないの?」” 水林の答えは「NON」である。彼は不安など抱いていない。少しの訛りもないフランス語を話す、この品格漂う大学教授は、今日本で起きていることを一刻も早く周知しなければならないと直感した。反対意見を面と向かって言うことがタブーとされる国では勇気のいることである。しかし、水林にはフランス語という武器がある。彼はそれを仕事とし、それで見事な文章を書く。新著「Petit éloge de l'errance」では、非凡で時に反逆的、そして鋭敏な、原発事故後の日本人の視点を見ることができる。



《過去に例をみないデモや集会》


なぜこの国は変わらないのか、なぜ日本人には自覚がないのか、それを理解したかったのです。” と水林は説く。“体制批判がないわけではありません。毎週金曜日の夜になると首相官邸前で集会が行われます。2ヶ月前には集まった人数が20万人を超えたこともありました。こんなことは初めてです。日本における集会やデモは、暴力的な学生運動以来、悪い印象だけが一人歩きしてきました。デモに参加すれば過激主義者と見なされると言っても過言ではありません。そしてそれ以前に、日本では政治に関心を持つこと自体が過激主義なのです!”



《日本政府は原発事故を忘却の彼方に追いやろうとしている》


原発事故後、水林はフランスで一年間の休暇をとった。その間、彼は客観的な立場で(日本に関する)ニュースに耳を傾けた。帰国すると、実際に見る日本の姿に打ちのめされた。“政府がしようとしているのは、(事故の)影響を最小限に見せることです。そうすることで、原発事故が少しずつ記憶から消えていきます。広島も長崎も経験したあとで、こんなことが許されて良いのでしょうか?国内では日本に脱原発の道があるかどうかの議論さえなされません。政府は全ての原発を再稼動させ、輸出しようとしています。未だ15万人の人々が全てを失ったままだというのに。”


エッセイでは、その15万人の被災者についても語られた。“これは自己理解のためのエッセイでもあります。日本で生まれ育った私の半生と国レベルで起きたことを照らし合わせることはそれなりに意味があります。” 水林はもう1人のAkira、映画監督・黒澤明、そして小説家・夏目漱石にも触れている。撤退や離郷を彷彿とさせる、彷徨いの象徴を作品に登場させた創作者たちである。何事も、離れてこそ見えてくるものがある。








2014年9月22日 (月)

落し物は私のもの

数日前の朝、息子を幼稚園に送って自転車を漕ぎ出した直後のこと。


隣接してる小学校の門から、ボールが一個飛んで来るのが見えました。


ボールはそのまま、学校前の坂道をコロコロと転がっていきます。


とそこへ、偶然通りかかった車が停車。


運転席から男性が出てきてボールを拾い上げました。


自転車のスピードを緩めながら坂を下っていた私は、「わざわざ車を止めてボールを学校に届けるなんて、なんて優しい人なんだろう」と感心しながら見ていました。


ところがその直後、な、なんと、男性はボールとともに車に乗り込み、学校を素通りして走り去ってしまったのです!


ボールは現在進行形で転がっていたのであって、学校のものであることは一目瞭然でした。


それを、「そんなこと知ったこっちゃない」という様子で迷うことなく盗んでいった男性。


こういうのを日本では「泥棒」といいます。


でも、ここフランスでは盗る人間よりも盗られたほうが悪いと思ってしまう風潮があります。


盗ったもの勝ちと言っても過言ではないような、「みんなのものは私のもの」という考え方が子供の間ではもちろん、大人の間にも蔓延(はびこ)り、「落し物を届ける概念」がないに等しいわけです。


私自身、フランスで学生をしていたころ、無くしたものが戻ってきたことは一度もなければ、貸したものが返ってくることもほとんどありませんでした。


学生の中には、「2ユーロ貸して」と同級生に頼みまわって荒稼ぎする不届き者までいました。


思い出すたびに腹が立ちます。


腹が立つのですが、こればっかりはフランス中のモラルのある人間が力を合わせても、何も変わらない気がします。


それだけ、盗った盗られたという話が、日常に溢れているのです。



別の例を挙げます。



ある日、旦那さんが息子と駐車場で遊んでいたときのこと。


向かいのアパートに住む男子中学生がバレーボールを抱えてやってきました。


旦那さんがボールに目をやると、そこには近所の学校の名前が書かれていました。


その中学生の通う学校名ではありません。


「このボールどうしたの?」と旦那さんがすかさず聞くと、


「拾った」という中学生。


(以下、旦那さんと中学生のやりとり)


「どこで?」


「道路で」


「その学校のちかく?」


「そう」


「なんで届けなかったの?」


「だって、落ちてたから」


「学校の名前書いてあるのに?」


「・・・」


「今から届けにいくから」



ボールの持ち主である学校は、カトリック系の小中一貫校。


旦那さんがその学校にボールを届けると、信じられない!といった様子でとても大袈裟に感謝、感激されたとか。


無くした物が見つかることが珍事とみなされるフランスでは、「落し物を届ける」行為も当然、珍重されるのです。













2014年9月19日 (金)

コメント欄の不具合について

ここ数週間ほど、コメント返しができない不具合が続いています。


最初は一過性のものだと思って気にしなかったのですが、どうもそうではないらしいです。


ココログのサポートページで検索してみたら・・・


海外からのコメントやトラックバックを規制することがある」という記述を発見。


規制は必要な場合もあるのかもしれないけど、自分のブログにコメントできなくなる海外在住者がいることを忘れてもらっちゃ困ります(汗)


サポートページに解決方法がいくつか載っていたので試してみたけれど、解決されず。


問い合わせようにも、色々ややこしくて問い合わせフォームに辿り着けず。


・・・というわけで、フランスなどからコメントしようと思ったのにできなかったという方(がいるのかどうかわかりませんが)、コメントを意図的に拒否しているわけではありません。


そして、直近の、りなさんのコメントは決して無視しているわけではありません。(本人には直接メールで返事をしました。)


今後も、特に日本以外からのコメントは受け取れない状態が続くと思うので、何か用件がある場合はメールでお願いします。


あんまり続くようならブログの引越しも検討します。












2014年9月17日 (水)

「福島、懸念される鳥の減少」 (スイスの日刊紙 より)

9月4日、スイスの日刊紙「Le Temps」が福島の生態異変に関するネット記事を掲載しました。




Declin_des_oiseaux



http://www.letemps.ch/Page/Uuid/3c78693a-3393-11e4-861b-f2a0f94a952e/Linquiétant_déclin_des_oiseaux_à_Fukushima


以前は日本でも取り上げられていた題材ですが、メディア自粛が常態化するようになってから、一部のサイトやブログ以外ではパタリと見かけなくなったので、ここに訳しておこうと思います。









福島、懸念される鳥の減少


政府の楽観論とは裏腹に、生物学者は原発周辺の鳥が減少している実態を危惧している。


福島原発の事故後、地上、海中の生態系に対する放射能の影響が報告されることはほとんどない。UNSCEAR(原子放射線の影響に関する国連科学委員会)は、直近の報告で、全ての生態に深刻な影響を及ぼすには放射線量が低過ぎると推測した。日本政府や国際原子力機関()にとって、自然環境の中ではっきりした変化を観測するためには、放射能汚染の程度が少なすぎるのである。


サウスカロライナ大学生物学教授、ティモシー・ムソー(Timothy Mousseauは、これに異議を唱える。2週間前に東京で開催された26回国際鳥類学会議で、彼は2011年から2014年に行った福島県とその周辺の調査結果を報告した。ムソー氏は、「私たちは福島県やその周辺の400箇所で鳥類、昆虫、その他の生物を含む1500の個体を観察しました。立ち入り禁止区域の土地の形状や不均等な汚染分布が、類稀なる環境を作り出しています。ある場所では高線量で、そこから少ししか離れていない別の場所では低線量、という環境の格差が、放射線の生態への影響を知るための大規模な調査に役立ちました。」と明かした。


一番最初に確認できたのは、14種類の鳥の数が、時間と共に減少したこと。二つ目は、その他の生物も同じように減っていったこと。放射線量の高い区域であればあるほどその傾向は顕著だった。「私たちは今、これまでに得たデータを分析しているところです。福島やその周辺で、鳥類やその他の生物が減少傾向にあることに関して正確な数値を出すにはまだ早すぎます。ただし、異変が起こっているのは明らかです。福島第一原発周辺の放射能汚染は、それが例えわずかな量であったとしても、生態系やその数に悪影響をもたらしています。」とティモシー・ムソーは強調する。鳥類以外ではセミやチョウも、原発事後以来、年月と共に減少しているという。


これらの結果は2000年代にある研究者によって行われたチェルノブイリの調査結果と一致する。チェルノブイリでも、最も汚染された区域で鳥の数が66%減少、生態系全体でも50%減少した。


ティモシー・ムソーは、放射線が鳥類の数に与えた影響以外にも、チェルノブイリと福島の両方で突然変異の状況を調査した。その結果、幾羽かのツバメの羽毛に、白化現象を連想させる異常な白斑が見られた。財団法人日本野鳥の会も、2012年から13年にかけて十数羽の個体で同様の異常確認している。「このような突然変異を見かける頻度は、時間と共に高くなっています。理由は、突然変異の確率が増えたことによるものか、被爆による細胞の酸化が引き起こしたストレスが影響しているかのどちらかだと言えます。とムソー氏は推測する。


放射線リスク研究の第一人者であるイアン・フェアリー(Ian Fairlie)は、羽毛に白斑を持つ鳥の増加理由がはっきりわからなくても、彼らの存在そのものが放射線を浴びた証拠であると確信している。「これ以外にももっと別の突然変異が存在するかもしれない。ただし、これ(白斑現象)が一番わかりやすい。」と彼は打ち明ける。また、高線量区域では、鳥の脳の大きさが縮小傾向にあるという調査結果もある。


ポルト大学生物学教授ツビスツェック・ボラティンスキ(Zbyszek Boratynski)も、放射線による動物への悪影響を示す調査結果を数ヵ月後に発表するという。「初期の実験がすでに様々な結果を示しています。チェルノブイリと同様に日本でも調査したところ、げっ歯類(ネズミやウサギなど)における白内障の発生率が急上昇していることがわかりました。ネズミに関しては、我々が調査したほぼ全てのサンプルで、左右どちらか一方の目にその症状(白内障)が見られました。」と指摘する。げっ歯類では、更に、高線量の区域で脳の大きさが縮小し、毛の色も変化した。毛の色が変わることは捕食されやすくなるということであり、生存力が弱まることを意味する。


一方、琉球大学理学部準教授、大瀧丈二は今年5月、日本でよく見かけるヤマトシジミ(蝶)の内部被爆の影響に関する論文をネイチャー紙に掲載した。餌となる食草は、異なる汚染レベルを示す5地区から採取され、福島第一原発から1750km離れた沖縄で採集された蝶の幼虫に与えられた。別の幼虫のグループには汚染されていない葉を与えた。結果、特に低線量のときに死亡率、異常率が急激に上昇することが証明された。大瀧研究室の初期段階の研究は、すでにオックスフォード大学が発行するJournal of Heredityに掲載されている。蝶のサンプルは2011年5月から9月にかけて福島とその周辺地域で採取された。論文は、羽の大きさの縮小を含めた、触覚、脚、目の突然変異の兆候を主張していた。異常率の上昇は、二世代先にも見られた。9月15日に同研究室の新論文が発表される予定だ。


また、ティモシー・ムソーは、近々、2012年と2013年に福島のツバメを対象にした分析結果に関する論文を発表するという。「これらの研究を続けていくための費用はもっと助成されていいはずです。除染費や賠償費の総額は8兆円と言われています。そのうちの0,1%でも、原発事故による生物への影響を解明するための研究に充てられれば、私たち研究者は80億円を研究につぎ込めます。」と、ムソー氏は結論付ける。





  原発推進派の日本人が事務局長






この記事に出てくる琉球大学の大瀧研究室は、政府に都合の悪い研究結果を出したがために、研究費がカットされてしまったそうです。


ティモシー・ムソー氏が洩らしたように、政府は原発事故後、放射線の生態への影響を解明するための研究を助成しないようにしています。研究者を経済的に困難な状況に陥らせ、メディアに報道自粛させて、「アンダーコントロール」であるように見せかけているのです。放射線の生態への影響は見られないから報道されないのではありません。報道するための条件が揃っていないのです。


以下、それでもめげずに寄付を募りながら研究を続ける、大瀧研究室のサイトです。日本人が知っておくべき情報が沢山詰まっています。 ↓


http://w3.u-ryukyu.ac.jp/bcphunit/index.html















2014年9月10日 (水)

【ネオナチと写真】L'Express(時事雑誌)の記事

先日入閣した高市早苗総務相と稲田朋美政調会長が、「ネオナチ」を名乗る極右団体の代表と一緒に写真に写っていたことが話題になっています。


この事実に真っ先に反応したのが、英ガーディアン紙を始めとする海外メディア。


昨日9日の時点で、日本の大手メディアはこのことに全く触れていませんでした。(昨日の夜中(フランス時間)の時点で記事を載せていたのはライブドアニュースだけ)


それが今日になって関連記事が湧き出てきたわけですが、外から言われて「仕方なく書く」なんて、情けないにもほどがあります。(以前にも似たようなことがあったような・・・)



フランスでは、時事雑誌「L'Express」が9日付けでネット記事を出しました。



Neonazi_japonais

http://www.lexpress.fr/actualite/monde/asie/japon-des-photos-avec-un-neo-nazi-fragilisent-deux-proches-de-shinzo-abe_1574178.html



記事中では「危険な関係」が発覚したとして、高市、稲田両氏と極右団体代表の山田一成氏を紹介。


その中に、山田氏がフランスの前極右政党代表の「Jean-Marie Le Pen」や「アメリカ同時多発テロの実行犯」を賞賛しているというくだりが出てきます。Le Pen氏は言わずと知れた反イスラム主義者であり、Le Pen氏とテロ実行犯の両方を支持するというのはLe Pen氏の理念を知らないのか、人をからかっているだけなのか、どちらにせよ無茶苦茶な思想の持ち主であることは確かです。


山田氏を紹介する8分間の日本語のビデオも貼られていますが、こんな人が日本にいて同調する人もいるということが海外に広まること自体、恥ずかしい話だと思います。



記事は以下のように締めくくられます。




《閣僚の両氏がネオナチとの関係を否定しても、首相と歴史観を共有していることは事実である。

2007年、稲田朋美はワシントンポストの論壇の中で、従軍慰安婦の史実を見直す必要があるとした。一方、高市早苗は、靖国参拝の常連である。

首相本人の言動でもあるこれらの参拝や歴史認識の見直しは、常日頃、中国と韓国を苛立たせている。》




海外における安倍政権に対する不信感は募るばかりです。










2014年9月 7日 (日)

錦織 made in USA

USオープンの決勝に進んだ錦織選手が・・・


フランスで唯一のスポーツ紙、レキップ紙の・・・







一面を飾りました!!! (ちっちゃいけど)




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Dscn8187



14面にも関連記事 ↓



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(見出しは「ニューヨークはまだ震えている」(←直訳))



9月6日、全米オープン男子準決勝はフランス時間の18時に始まりました。


放送しているのは「Eurosport」という欧州各国で視聴できるスポーツチャンネル。


我が家はドイツのEurosportで見たのですが、実況中継者が、どう聞いても錦織よりだったのが笑えました。


錦織選手がとれそうなゲームを落とすと、「NEIN!!!」と言って残念に思う気持ちを惜しげもなく表現したり、錦織選手の好プレーのたびに大絶賛。ジョコビッチの好プレーのときよりもトーンが数段階上だったりして、一緒に応援している気分になりました。


サッカーの日本代表が多くのフランス人ファンを持つ、という話を以前にしたことがありますが、サッカーに限らず日本人選手というのは、どのスポーツにおいても観客を惹きつける要素(控え目な態度が異国情緒を感じさせる?)を持ち合わせているのかもしれません。



9月5日のレキップ紙でもそんな錦織選手の人気者ぶりに触れています。


10面をほぼ全面使った特集記事の中で、錦織選手のことを「ニューヨーク市民の人気者」と形容。



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ネット上にも・・・



Nishikori_made_in_usa



画面いっぱいの写真を載せた同じ内容の有料記事

http://www.lequipe.fr/Tennis/Article/Nishikori-made-in-usa/27316


Nishikori, made in USA」という興味深い見出しの中身は、内気な錦織選手がいかにして闘争心を養ったか、そして感情を表に出さない彼との意思疎通がどれほど難しいかに記事の大半が割かれています。



同じ10面の中で気になるのは右下の関連記事 ↓



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日本史上最強のテニスプレイヤーと言われる佐藤次郎氏の人生を挙げて、今も続く日本社会がスポーツ選手に与えるプレッシャーを憂う記事です。


日本人の視点ではなかなか見えない客観的な指摘であると同時に、佐藤氏については知らない人も多いと思うので記事を訳しておきます。



「La pression, 《made in Japan》」 (La pression=プレッシャー)

《錦織圭はかれこれ10年以上、日本では普通の生活ができないでいる。プロに転向する前からスター扱いされ、ATPの初タイトルを取る前から偶像崇拝され、世界ランク10位圏内に入る前からスポンサー契約で億万長者になった。しかし、明日日本人初の決勝進出をめざしてジョコビッチと戦う彼が感じるプレッシャーは、佐藤次郎が感じていたそれとは比べ物にならないだろう。

1929年、日本で行われたエキシビジョンで、佐藤はフランス人選手アンリ・コシェのアドバイスを受け、独自のフォアハンドを手にいれた。その後、素早いリターンを駆使して数々の栄光を手にする。1931年から1933年の間、彼はデビスカップに22回出場、イギリスの大会で13回優勝、そして4大大会で5度の準決勝進出を果たしている。世界ランクの自己最高はオーストラリアのJack CrawfordとイギリスのFred Perryに次ぐ3位を記録している。

しかし、この3シーズンは、「一年間の休息が必要だ」ともらすほど彼を疲弊させた。日本庭球協会はこの要望を断固拒否。この決定が後に佐藤がうつ病を発症する原因となった。1935年4月5日、デビスカップのためにチームメイトたちとオーストラリアに向かっている最中、船から投身自殺。練習で使用するダンベル2個、縄跳び2本を身に付けていたという。2通の遺書が残され、一通はチームメイトに対する謝罪、もう一通は自身の行動によって不快な思いをさせた船長に宛てられた。》



佐藤氏の人生は事実としても、錦織選手が実際にどれほどのプレッシャーを感じているのかは本人にしかわかりません。ただ、「Nishikori, made in USA」の見出し通り、日本にいればイヤと言うほど感じるプレッシャーから開放されるアメリカを拠点に競技人生を送っていることが、これまでの成績に大きく影響していることは事実でしょう。


優勝した暁には、レキップ紙には一面全面を使って報道してもらいたいものです。





2014年9月 4日 (木)

描き初め2014

9月2日、息子(4歳)の新年度が始まりました。


そして今年も「日画」が始まりました。


昨年度の日画(幼稚園で空き時間に描いた絵)は全部で70枚弱。


「日画」と言いつつ実際は3日に一枚のペースでしたが、迎えに行ったときの第一声はいつも「ママ!サプライズ!」と言って絵を見せてくれるか、「今日は描かなかった・・・」と残念そうにするかのどちらかで、息子の学校生活における大事な習慣だったことは確かです。


そんな日画の、記念すべき年中組の一枚目は・・・
















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題 「ドルトムントの香川とゴールキーパー」





誰の影響だ(苦笑)





一年前の絵と比べてみると・・・







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違いは歴然。


さすが70枚こつこつ描き続けただけあって随分上達しました。


・・・ってただ単に成長しただけか







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