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2015年2月の9件の記事

2015年2月26日 (木)

【シャルリー】イスラム教関連の表紙は10年でたったの1%!

待ちに待ったシャルリー1179号が昨日発売されました!


前回の700万部には及びませんが、今回も怒涛の250万部を発行。シャルリー・エブドとしては、10万部くらいで落ち着いてくれるほうが有難いはずですが、まだまだ人々の興味が薄れる様子はありません。


バカンス中だというのに、昨日7時起きでキオスクに急いだ旦那さんは、3軒目でやっと最新号を入手。







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表紙を担当したのは、前回と同じ風刺画家、LUZ(リューズ)。


真っ赤な背景色の上で、犬に扮した①サルコジ前大統領、②マリーヌ・ルペン極右政党党首、③イスラム国戦闘員、④ローマ法王、⑤銀行員、⑥同性愛者の結婚などに反対するデモの参加者、⑦ユダヤ人 等々がシャルリー・エブドを加えた犬を追いかけています。


絵のタイトルは「...c'est reparti !」。日本のメディアは「再開だ!」と訳しているところもありますが、「さぁ再出発!」というほうがしっくりきます。


というのも、前回の1178号は、事件直後の混乱の中で勢いで出した・・・いや出たものの、今回は様々な葛藤の末に作り上げた、事実上の再出発を象徴する号だからです。


シャルリー・エブドに編集室を提供し、今週号発売までの特集記事を1面から6面までに掲載した、リベラシオン紙 ↓ によると、







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前代未聞の売り上げに戸惑い、未だ癒えぬ心身の傷と向き合いながら、6ヶ月以上の休刊や廃刊を考えたメンバーもいたといいます。


特に、テロ以来編集長を担っているRiss(リス)は、肩に受けた傷の痛みが残っていて思うように絵が描けないどころか、今もテロリストがとどめを刺しに来る夢をみるそうです。



それでも続けることにしたのは、ここで長く休んだり廃刊にすることは、犠牲になった風刺画家たちが持ち続けてきた硬い意思に反することであり、1万人から22万人に増えた定期購読者に申し訳ないから。


LUZの描いた表紙にはこれまでシャルリー・エブドが描いてきた代表的な登場人物が集まっていて、「これまで通り続けよう」というシャルリー・エブドの決意が読み取れます。ここで無視してはならないのが・・・


①サルコジと②マリーヌ・ルペンに扮した犬が先頭を走っていること!



これが意味するのは、シャルリー・エブドの主役は誰がなんと言おうと国内の政治家であり、権力者を標的にすることが基本ですよ、ということ。


昨日の新聞「Aujourd'hui en France」の関連記事 ↓ に、こんな数字が載っていました。







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シャルリー・エブドのここ10年の523枚の表紙を調べた結果・・・


イスラム教関連の絵を載せた表紙はたったの7枚、全体で見るとわずか1,3%だということがわかったのです!!!


更に、全宗教をひっくるめても、表紙に宗教関連の絵が載ったのは523枚中38枚だけ!


一方、最も多いテーマは政治で、523枚中、なんと336枚が政治関連の表紙でした。


こうしてみてみると、シャルリー・エブドがイスラム教、ひいてはムハンマドに執着しているというのは大きな誤りで、他の同業者などが勝手に作り上げた事実無根のイメージに他ならないことがよくわかります。


この調査をした社会学者は言います。


「理解しなければならないのは、なぜシャルリー・エブドがイスラム差別をしているのかではなく、なぜイスラム過激派だけが自分たちの宗教を揶揄する新聞を抑圧しようとしているのかということ」


ムハンマドに執着しているのは、シャルリー・エブドではありません。それは、シャルリー・エブドを敵だと思い込んでいるテロリストを始めとするイスラム教徒、そしてシャルリーエブドを差別主義者に仕立て上げたい人たちなのです。


朝日新聞は今回の表紙について「預言者の姿は見当たらない」と、誤解を助長することを書いています。上記の表紙の統計をみれば、この先ムハンマドが表紙に出てくる可能性は限りなく低いわけですが、これからもムハンマドが描かれないたびに「今回も見当たらない」と言い続けるつもりなのでしょうか?

http://www.asahi.com/articles/ASH2S0G23H2RUHBI02X.html


私個人としては、今回の表紙で追いかけている犬の中に、日本のジャーナリストも加えて欲しかった。



そうでなければ、風刺画について「まずもって自国の政治家にやるべきであって」とか言っちゃった宮崎駿氏を登場させて欲しかった。



この表紙の中で一連のメディアの動きを象徴しているのが、ローマ法王の頭上にある「BFM」と書かれたマイク。


BFMとはBFMTVというフランスのニュースチャンネルのことで、テロ以来好き勝手なことを言い振りまわって、シャルリーをネタにし続ける同業者を代表する存在です。(すべてのメディアを揶揄する意味もあるので、ここに日本のメディアも含まれているということにしておこう・・・)。


そして、本来なら最後尾で“ネタ”を追いかけるはずのシャルリー・エブドが、追いかけられているという構図も、今のシャルリー・エブドやメンバーの気持ちをうまく描写していると思います。


一ヵ月半かけて出すに至った最新号。考え抜いた末にこれまでと変わらない方針で続けることにしたシャルリー・エブドの面々に、一読者として心から拍手を送りたいです。














2015年2月23日 (月)

オーガニック食品を日常的に消費するフランス人たち

最新の世論調査(※)によると・・・


フランス人の10人に6人が定期的にオーガニック食品を食べていて


10人に9人は機会があればオーガニック食品を食べている


そうです。


なぜオーガニック食品を選ぶのか、との問いには・・・


環境に優しいから(87%)

健康にいいから(87%)


と答えた人が最も多く・・・


おいしいから(84%)

食べる喜びを感じるから(77%)

未来を担うと思うから(77%)


と続きました。


そして、オーガニック食品を食べていると答えた人のうち92%がこの先6ヶ月もオーガニック食品の消費率を維持したい、または増やしたいと答えました。


また、外食においても、レストランなどでオーガニック食材を希望しているフランス人が多いこともわかりました。


学校の食堂でオーガニック食材を使って欲しいと思っている保護者は全体の87%(2013年は68%)


オーガニック食材を使ったレストランがあればいいと思っているフランス人は78%(2013年は54%)


にも上っています。


この需要に応えるため、フランスのオーガニック農家は2007年から2012年の間に倍増。国内で生産されるオーガニック農産物の75%がフランス国内で消費されています。


フランスでオーガニックの飲食店をやってみたいと思っている人は、今が始め時です(笑)





CSAConseil, sondage et analyse)=フランスの世論を主とする調査研究所(今回の調査は2月16日と17日に行われ1085人が回答)










2015年2月22日 (日)

拝啓 宮崎駿 様

拝啓 宮崎駿 様


フランスの多くのメディアや観客が最高傑作と評価した「風立ちぬ」に感動してから、早一年。まさかこのテーマであなたに反論する日が来るとは、夢にも思っていませんでした。


2月16日、貴方はあるラジオ番組で風刺画についてこのように述べました。


異質の文明に対して、崇拝しているものをカリカチュア(風刺画)の対象にするのは間違いだ

まずもって自国の政治家にやるべきであって、他国の政治家にやるのはうさんくさくなるだけ


http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015021601002233.html


貴方の口からこのような発言が出るとは信じがたく、他のニュースサイトの関連記事をすべて確認しましたが、それは紛れもない事実でした。


その後、フランスの大手メディアがあなたの発言に関するネット記事を掲載したところ、大反響を呼びました。ル・フィガロ紙の記事には100件以上のコメントがつくなど、宮崎ファンを始めとする多くのフランス人が関連記事に殺到したのです。


http://www.lefigaro.fr/culture/2015/02/18/03004-20150218ARTFIG00097-hayao-miyazaki-contre-les-caricatures-de-charlie-hebdo.php


フランスにおいてアニメの、いや映画界の巨匠としての地位を確立している貴方の発言が、人々の興味を引くのは当然のことかもしれません。


ただし、今回に限っては、内容に疑問を持った人が少なくなかったということが、物議を醸している最大の理由だと言えます。


発言のどこがどう問題なのか、おこがましいとは思いつつも私なりに説明したいと思います。


まずは2つ目の発言から。


まずもって自国の政治家にやるべきであって・・・


これは事実誤認です。なぜならフランスの風刺画家は 貴方に指摘される何世紀も前から、「自国の政治家(権力者)」を風刺の対象にしてきたからです。今も昔も、自国の政治家がなによりの標的であり、風刺画の原点はここにあります。


それをまるでフランスの風刺画が、自国のことはさておき他文明だけを対象にしているかのような物言いは、それらがフランス人に受け入れられないどころか、貴方が風刺画について何も知らないのではないかという疑いまで生じさせてしまいます。


そしてそれに続く表現、


他国の政治家にやるのはうさんくさくなるだけ


この発言も、このグローバルな時代に、ましてやテロの脅威が国境を越えてやってくる時代に、お世辞にも相応しいとは言えません。特にヨーロッパの大多数の国はEUに加盟していて、近隣国の政治は自国のそれと同じくらい重要視されています。EUで決定されることを「他国の政治家が関わっているから」と批判しないメディアは皆無でしょう。


次に、多くのアンチ・シャルリーを代表しているかのようなこの発言、


異質の文明に対して、崇拝しているものをカリカチュア(風刺画)の対象にするのは間違いだ」


これも、「異質の文明」にイスラム教を含むのであれば、貴方がフランスの現状に精通していないからこそ言えたと思われても仕方ありません。なぜならイスラム教は現在のフランスでは異質ではなくなりつつあるからです。


偶然にも、一昨日の地方新聞にこのような記事が掲載されました。





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フランシュ・コンテ地方出身の19歳のフランス人が、先週、イラクで自爆テロを起こして死亡していたという内容です。(写真右:彼の両親提供 写真左:イスラム国が彼の死を伝えるために使用)


彼は、イスラム教とは全く縁のないフランス人の両親のもとに生まれました。義務教育の課程では一切の問題も起こしたことのない彼の様子が変わり始めたのが、高校2年生の頃。自宅から最も近いモスクに通うようになり、両親の知らない間にイスラム教に改宗。2013年10月、「心配しないで」という一枚のメモだけを残してシリアに向かいました。


彼の変貌は決して特異な例ではありません。イスラム国に所属する欧州人でもっとも多いのがフランス人(1000人以上=外国人戦闘員の3分の1)だと言われていて、その内訳には、移民系フランス人もさることながら、幼少期にはイスラム教とは全く関係のなかったフランス人たちも相当数含まれています。


自爆テロで死亡した19歳の少年の両親は言います。「これは誰にでも起きうることです」


彼らが仄めかす通り、フランスではイスラム教はすでに自国の問題となっています。イスラム教徒の移民が増え続け、フランス国籍を持つ2世、3世もイスラム教徒である現状に加えて、国民の一部がイスラム教を通してテロリストになっている。それらを前にして「異質の文明」などと呑気なことを言っていられるでしょうか。


テロが起きるまで、フランス政府はこの現状にはあまり触れないようにしてきました。そんな中で、警鐘を鳴らしていたのがシャルリー・エブドなのです。


風刺画は、当然笑いをとることを一番の目的としています。だから見た目はふざけた絵に見えることがあります。でも、ジャーナリストでもある彼らが人を馬鹿にするためだけに描いていると解釈するのは、大きな間違いです。


彼らの絵には必ず隠された意図があるわけですが、残念ながら、風刺画の見方を知らない人には、そういう意図があることさえ理解されません。今回のテロは、風刺画の見方を知らないテロリストが誤解して引き起こしたと言っても過言ではないのです。


生き残った風刺画家は今後もムハンマドを描き続けます。


それは挑発を目的としているのではなく、自国とイスラム教(ムハンマドの教え)があまりにも密接になっていて、描かざるを得ないからです。


風刺画は報道の一つ、メディアの一つであり、一部の人々に誤解されたり不快感を与えるからと言って事実を伝えないことは自粛を意味します。彼らが表現の自由を象徴していると言われるのは、そういうことなのです。


これらのことを踏まえ、宮崎氏にはもう一度、風刺画について考え直していただきたい、それが同じ表現者である貴方の使命であると思う次第です。



 










・・・と書いてみましたが、宮崎氏本人がこのブログを訪れる可能性はゼロに近いため、これとほぼ同じ内容の手紙をジブリ宛てに送ろうと思っています。









追記:2015年3月10日、同記事がネット新聞・日刊ベリタに転載されました。

http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201503102218542








2015年2月18日 (水)

忍者タートルでカーニバル!

今年もこの日がやってきました。


謝肉祭の最終日の昨日(今年は2月17日)、Mardi grasマルディ・グラ、“カーニバルの日”です。


もとはといえばカトリック系の祝祭でしたが、今はただ単に仮装して飲んで食べて踊ってのお祭り騒ぎと化しています。


ヨーロッパで最も盛大にカーニバルが行われるのはドイツで、謝肉祭を挟んだ2週間近くの間、街もテレビも家庭も仮装した人で溢れかえっているよう。


それに比べてフランスは、昨日(マルディ・グラ)とその前後の一日または数時間だけ仮装する、単発カーニバルが主流。


それでも子供たちにとっては特別な日で、園児や小学生は張り切って仮装します。


前に息子が通っていた幼稚園では、衣装作りを園が一挙に引き受け、親は見に行くだけ、という楽チンカーニバルでしたが・・・・


今の幼稚園は、衣装のすべてを親任せ(汗)


仮装は自由、しかも「できれば仮装させてね」という方針で、プレッシャーはないものの、「じゃぁ面倒だからやめとこうか」というわけにはいきません。


カーニバルの3週間前、息子に「何になりたい?」と聞くと・・・


Tortue Ninja」と即答。


Tortue」は亀、「 Ninja」はそのまま忍者・・・


というわけで、「忍者タートルズの一員」に決定。息子は旦那さんから忍者タートルズのおもちゃを譲り受けてから、戦いごっこに夢中なのです。


日本での知名度はよくわかりませんが、こんな感じのアニメの主人公、4人衆 ↓(というより4匹衆?亀だし・・・あっでも忍者でもあるのか、どっちなんだ(笑))








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(4人(匹)の大好物はピザという設定(爆)名前も皆イタリアン。)


この4人のうち、息子はオレンジ色がシンボルカラーのミケランジェロを選択・・・


というよりも、家にあったフェルトの残りがオレンジしかなかったので有無を言わせずミケランジェロにさせたというのが実際の話。


ウィキペディアの忍者タートルズの人物紹介を読んでみると・・・


【ミケランジェロ=底抜けに明るいお調子者でマイペースな性格】


って、息子にそっくりではありませんか。他の3人(真面目・短気で我が強い・ブレイン&メカニック担当)と比べてみても、ミケランジェロがたまたま息子に近い性格の持ち主でした。


とりあえずその日のうちに、鉢巻きとベルトを作成 ↓






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(本日撮影。カーニバル前にも後にも使い込んで毛玉が・・・)




その他の部分は新しく生地を買わなければならないので、うちから半径25キロ圏内で唯一の生地屋さんへ。


私 「カーニバルで息子が亀に仮装する・・・というか忍者タートルズになる予定なんですが・・・」


「あらぁ、楽しみね。」


と、息子に笑顔で語りかける店員。


それにしても、恐るべし忍者タートルズの知名度。


日本では忍者といえばハットリくんのほうが知られていそうですが、フランスでは亀と言っても忍者と言っても、皆が「忍者タートルズ」を思い浮かべそうなほど人気が定着しています。


さて、肝心の生地選びですが・・・全身作るのは面倒なので、甲羅とお腹の部分の生地を適当に買って、いざ縫製・・・


ああでもないこうでもないと試行錯誤を繰り返すこと数日―


できたのがこれ ↓ 





(前)

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(後)

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甲羅の柄が中途半端なことを除けば、それなりの形になった・・・ということにしておこう・・・




待ちに待ったカーニバルの当日


9時半に園児たちが町を練り歩くというので、見に行ってみると・・・


園児100名弱に対して親が20名ほど集まっていました。


親の中にも仮装しているひとがチラホラ。


驚いたのは、仮装していない子も結構いたこと。


寒かったので、衣装の上に上着を着ている子がほとんどで、遠目には仮装しているかどうかわからなかったものの、しなかった子は多かれ少なかれ劣等感を抱くよなぁ・・・と複雑な気持ちに。


そしてもっと驚いたのは、手作りの衣装を着ている子が超少数派だったこと!


ほとんどは市販の衣装を着ていて、共働き社会の片鱗をみた気がしました。


なりたいものになれて親任せで仮装しない子が出るリスクを負うか、個性はなくなっても園が引き受けて平等なカーニバルにするか・・・


両方を経験した子供の母親としては、後者のほうがいいと思う。でもこればっかりは、園の伝統や方針、園児たちの平均的な社会階層も関わってきそう・・・あぁ難しい








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(息子のクラスの子供たち。マイペースな忍者タートルは最後列(笑)同じくフランス人が大好きな「怪傑ゾロ」と仲良し。)



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(カメラ目線のミニ・スパイダーマン(笑) 今年は約20人中3人がスパイダーマンに。ちなみに去年は7人もいたらしい 汗)



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(全身カラフルな女の子3人。真ん中と左の子はドレスがかぶってしまった・・・)



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書入れ時に大々的に宣伝する雑貨店。郊外のこういう店が増えて、町の生地屋が減っているという・・・ う~ん・・
















2015年2月13日 (金)

arteが軍事拡張主義の日本を取り上げた!(※YouTubeの映像追加)

ここのところ、このチャンネルばかりを集中的に観ていた甲斐がありました。


昨日の昼と夜、ついに仏独共同出資局arteが、軍事拡張主義の日本をニュースで取り上げました!




https://www.youtube.com/watch?v=1Ta4dASfj1I





※2015年3月18日、日本語字幕を追加しました。





画像とフランス語の書き起こし、日本語訳を以下に載せておきます。日本人、フランス人を問わずどんどん拡散してください!








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En ce 11 février au Japon, célèbre l'anniversaire de la fondation de l'Etat en 660 avant notre ère. C'est d'occasion pour beaucoup de réfléchir à ce que veut dire être Japonais. Justement, Shinzo Abe veut changer la Constitution. Le premier ministre a une ambition : refaire de l'armée japonaise une armée de combat. Depuis la guerre, elle n'avait qu'un rôle de maintien de la paix. Dotée d'un budget parmi les plus importants du monde, l'armée japonaise revient sur la scène à un moment où le pays reste traumatisé par l'assassinat de deux otages japonais en Syrie.


紀元前660年の建国記念を祝う今日、2月11日、日本では多くの人々が日本人である意味について思いを巡らせる日になった。現在、安倍晋三は憲法を変えようとしている。日本の首相には、日本軍、つまりは戦える軍隊を再び保有したいという野望がある。先の戦争以来、日本の“軍隊”には平和を維持する役割しかなかった。国中がシリアにおける人質殺害のトラウマを抱える中、他国に引けをとらない防衛費を掲げて、日本の軍隊が戻ってくる。



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Avec cette bougie, Mme Shimizu dit adieu à Kenji Goto et Haruna Yukawa. Pour cette femme de 67ans, comme pour la centaine de manifestants venus leur rendre hommage, ces otages japonais exécutés par les DAESH sont un symbole : celui de Japon dépassé par les événements. « Tout ce que l'Etat a fait, c'est demander de l'aide aux pays de l'OTAN, à la France, aux Etats-Unis. Le Japon n'a rien fait de concret. Je crois qu'en fait l'Etat attendait juste la mort des otages. »


彼女は、このロウソクで、後藤健二と湯川春菜に別れを告げる。約100人の参加者同様、67歳の彼女にとって、イスラム国に殺害された人質は、事件の枠を超えた日本のシンボルとなった。「政府がしたことと言えば、フランスやアメリカなどのNATO加盟国に協力を要請することくらいでした。政府は具体的な手を尽くすこともなく、ただ人質が殺されるのを待っていたような気がします。」


La mort des otages comme enjeu politique, car le premier ministre Shinzo Abe veut rendre au Japon sa gloire passée et une armée impériale capable de chasser les terroristes et de rivaliser avec la Chine. Depuis la deusième guerre mondiale, l'armée japonaise n'a pas le droit de faire la guerre, une humiliation pour les nationalites.


人質の死亡は政治利用される。なぜなら、安倍晋三は日本に過去の栄光と、テロリストを排除でき中国と肩を並べられる“帝国軍”の復活を望んでいるからだ。第二次世界大戦以来、日本の軍隊は戦争できずにいた。それは国家主義者にとって屈辱的なことだった。




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Koichi Misawa (membre d'un groupe nationaliste) « Si on n'a pas de vraie armée, on doit obéir bêtement aux pays les plus puissants. C'est pour ça que l'Afrique et l'Asie ont longtemps été colonisées. Je veux qu'Abe soit comme de Gaulle, qu'il protège son pays, même si ça crée des tensions avec les voisins. »


ミサワ コウイチ(国家主義組織のメンバー)「もし軍隊を持たなかったら、強い国に従わざるを得ません。アフリカやアジアが長い間植民地だったわけはそのせいです。安倍さんには、例え近隣諸国との緊張が高まっても、ドゴールのように国を守ってほしいと思っています。」




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Alors, depuis quelques mois, l'armée est en phase de séduction. Dans cette vidéo, une chanteuse du groupe AKB 48, l'un des plus connus du Japon, vante les mérites des forces nippones.Une armée qui se décline aussi en manga et dans un DVD militaire sexy, de quoi susciter des vocations.


数ヶ月前から、自衛隊は精力的に勧誘活動を行っている。この映像では、日本で最も有名なグループの一つ、AKB48のメンバーが、自衛隊の価値を高らかに謳っている。効果がありそうであれば、漫画やセクシーさを売りにしたDVDも活用する。



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Yuji Katagiri : « Il n'y a pas beaucoup de gens qui s'engagent dans l'armée. L'armée cherche des jeunes recrues. C'est pour ça qu'elle essaye d'améliorer son image. Les personnes âgées ont connu la guerre, ils sont contre l'armée. Car cela les inquiète. Mais les jeunes sont de plus en plus à droite, pro-armée. Les politiques essayent aussi de capter leurs votes. »


カタギリ ユウジ(元防衛大臣補佐官)「自衛隊に志願する人はあまり多くありません。よって、新規採用するために自衛隊そのもののイメージを改善する必要があります。高齢者は戦争を経験したので、彼らを不安な気持ちにさせる自衛隊には否定的です。でも若者はどんどん右傾化していて、自衛隊に肯定的になってきています。政治家もその流れを利用して票を得ようとしています。」




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Mais au-delà des vidéos façon G.I.Joe, le Japon et en pleine mutation. Shinzo Abe a déjà autorisé l'armée japonaise à soutenir ses alliés étrangers. Coup de canif dans la constitution pacifiste du pays.


G.I ジョーのようなこれらの映像以上に、日本は急激な変化を遂げている真っ最中である。安倍晋三は既に自衛隊が同盟国に協力できるよう容認した(集団的自衛権行使容認)。しかしこの行為は平和憲法に反する。



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Susumu Murakoshi (avocat) « C'est illégal. Ça va à l'encontre de l'interprétation de la Constitution. Si on ne fait pas un changement de Constitution en respectant la procédure légale, si le changement se fait uniquement dans la pratique, alors la Constitution du Japon n'a plus de sens. »


村越進(日本弁護士連合会会長)「これは憲法解釈に反する行為であり、違憲です。憲法改正の適切な手続きを踏まずに改正してしまう、つまりは行使によって変更するのであれば、日本国憲法の存在意義はなくなってしまいます。」


Shinzo Abe ne fait pas l'unanimité au Japon. Les opposants au premier ministre sont certes peu nombreux mais ils font régulièrement entendre leur voix.


安倍晋三は日本において満場一致で支持されているわけではない。首相に反対する人々は少ないながらも声をあげ続けている。



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« Si on a une armée à qui on donne le droit et la capacité de faire la guerre, alors nous serons des cibles pour les terroristes. Le Japon devra encore subir le terrorisme. »


(反政府デモの参加者)「戦争ができる軍隊を持つということは、テロの標的にされる可能性が出てくるということです。日本はいつかまたテロの被害を受けるでしょう。」


Une vision qui se répand parmi les Japonais. Shinzo Abe compte sur la prise des otages pour porter sa réforme nationaliste. Un calcul qui pourrait au final se retourner contre lui.


このような考え方が日本人の間で広まりつつある。安倍晋三は自身の国家主義的改革を遂行するために、人質事件を利用するつもりだ。しかし、その戦略は結果的に彼を苦しめることになるだろう。











2015年2月11日 (水)

不可解な風刺画掲載本

噂には聞いていたけれど、本当に出る(出た?)らしい・・・


http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/tbs-20150210-23436/1.htm


http://getnews.jp/archives/811275


これらの記事によると↑第三書館という東京の出版社が、<シャルリー・エブドの風刺画など48点を掲載した書籍>を出版することになったという。

本の題名は「イスラム・ヘイトか、風刺か」。A5判64ページで、日本語の翻訳や解説を付けたシャルリエブドの風刺画を中心に48点を収録。イスラム教徒に配慮し、預言者ムハンマドの顔にはモザイクをかけている

巻頭で<「風刺の持つウイットもユーモアの香りも感じられない」と批判。

出版社側は「風刺画がどんな意味を持っているのか、日本の皆さんに知っていただくのが最大の目的だ。」とコメント。


・・・


これは誰のための本なのだろう?


この本を実際に読んだわけではないけれど、これらの記事をもとに感じたことを言いたい。


まず、モザイクをかけた風刺画が読者に理解されるわけがない。絵をしっかり見てこその風刺画なのに、読者に絵を想像させるなんて的外れにもほどがある。


そして、巻頭で風刺画を批判した上で解説することは、読者に考える余地を与えない誘導尋問と同じで、風刺画の理解を深めようとする意思はないに等しいと思われても仕方がない。最初に結論を述べてしまっているので、タイトルもあってないようなものだ。


この本には、イスラム世界に詳しい識者からの寄稿文も掲載されているという。


風刺画を理解してもらうためには風刺画に詳しい専門家の見解を載せるのが妥当ではないだろうか?


出版社側は、この本を出版した理由を「議論を深めるため」と述べている。しかし、巻頭でムハンマドの風刺画そのものを批判し、フランス(西洋文化)の専門家よりもイスラム教の専門家に意見を仰ぐということは、結論ありきで書かれたことになり、議論など深まるはずがない。


掲載した風刺画48点を最初から批判するつもりで選んだのであれば、それらはすでに存在する誤解を助長するだけだと私は思う。


ムハンマドの顔にモザイクをかける前にも後にも、イスラム教徒からは抗議が来ているという。


風刺画も風刺画家も読者もイスラム教徒も、すべてを侮辱しているであろうこの本は、誰のためにも何のためにもならない。


考えられる唯一の得といえば、この本がことのほか売れて、出版社が儲かることくらいだろう。


単なる売名行為だとしたら、お粗末すぎる。









 フィガロ紙がさっそく関連記事を掲載 ↓

http://www.lefigaro.fr/flash-actu/2015/02/10/97001-20150210FILWWW00209-japon-un-livre-pour-expliquer-charlie-hebdo.php

記事では、日本にはシャルリー・エブドに相当する風刺新聞が存在しないこと、そして原発事故をネタにしてはならない風潮があることなどを紹介した上で、

「本というよりは“ミニ雑誌”に近いこの書物は、イスラム教徒などを憤慨させそうな風刺画に多くのページを割いている。」

と、この本の偏った内容を批判している。





追記:3月11日、同記事がネット新聞・日刊ベリタに掲載されました。

http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201503112107253



2015年2月 9日 (月)

ところ変われば雪だるま変わる

以前、arteが制作する「Karambolage(玉突き衝突)」という番組を紹介したことがありますが、覚えている方はいるでしょうか?


フランスとドイツの文化の違いや共通点、それぞれの歴史などがわかりやすく紹介される仏独共同出資局らしい番組で、我が家は毎週楽しみにしています。


昨日も、夜8時にチャンネルを合わせて視聴開始。


最初のお題はこうでした ↓





・・・・・・・・・・・・・・・



~ドイツ人医師のある証言~


私はフランスで医者をしているドイツ人です。


妻はフランス人。


小学生の子供たちはストラスブールの仏独バイリンガル学校に通っています。


ある日、その学校の雪山遠足に付き添いました。


到着して荷物を置いた子供たちは、さっそく雪合戦。


まもなくして、引率の教員が集合をかけました。


「二人組みになって、雪だるまを作りましょう」


子供たちは大喜び。


小さな体で大きな玉を作りながら、黙々と仕上げていきます。


ところが、それぞれの雪だるまが完成に近づいた頃、子供たちの様子が一変。


一人が顔を作っているそばから、もう一人が頭そのものを崩したり、頭の上にもう一つの玉を乗せようとしたり・・・言い合いになって、叫びだし、ついには再び雪合戦が始まってしまいました。


私と引率のフランス人教員はなんとか子供たちを落ち着かせようと、雪だるまの仕上げを手伝うことにしました。


私は、3つ目の玉を乗せようとしていた男の子のところに行って、「そうだよね、これが顔だよね」と3つ目の玉を乗せる傍らで・・・






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フランス人の引率教員は・・・




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二玉目に顔を作っているではありませんか!








そしてわかったのです。






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フランスでは2玉、そして





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ドイツでは3玉で雪だるまを作るのが一般的だということ。


フランスの子供たちは2玉で作り、ドイツの子供たちは3玉で作るのが当然だと思っていたために起きた騒動だったのです。



こんなところにまで仏独の文化の違いがあるなんて、思ってもみませんでした。



・・・・・・・・・・・・・



とこんな感じで、“ところ変われば雪だるま変わる”という話でした。


我が家はオーストリアにも住んでいましたが、雪だるまがどうだったかは、全く覚えていません(汗)



3玉の雪だるまがドイツ語圏のみの習慣なのかどうなのか、他の国の傾向を調べてみるのも面白そうです。


ちなみに、ドイツのおもちゃメーカー「Playmobil(プレイモービル)」が作る雪だるまは、販売国を問わず、すべて3玉です。






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(旦那さんが子供の頃に遊んでいたplaymobilの雪だるま。20年物)







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(近年のPlaymobilの雪だるま)








そして、我が家の雪だるまは・・・






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1玉(爆)




というのはもちろん冗談で、数週間前に二玉で作ったのが、雨風にさらされ日光を浴びて、少しづつ解けて1玉になってしまったのです(涙)







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(もとの雪だるま。今こうしてみてみると、顔が小さすぎたのが問題だったのかも。どちらにしても今の1玉に面影はない・・・)




日本の常識も二玉なので、我が家は誰も異論を唱えることなく二玉の雪だるまを作り続けてきました。


でも昨日のKarambolageを見て思いました。


3玉目を作ってのせておけば、1玉目が解けても雪だるまのままかもしれない!?(ドイツ人にとっては違うけど)


それなら、毎日解け続ける雪だるま(の残骸)を、息子が寂しそうに見つめなくても済む!




・・・というわけで、今度雪が積もったら、「3玉雪だるま」に挑戦しようと思います(笑)










昨日放送分のKarambolageは来週の日曜日までこちらで閲覧できます ↓



http://www.arte.tv/guide/fr/052689-012/karambolage






2015年2月 5日 (木)

必見ドキュメンタリーのお知らせ

在仏の皆さんに、必見ドキュメンタリーの予告です。


すでに何度も再放送されているのでご存知の方もいるかと思いますが、仏独共同出資のテレビ局arte が、満州事変の首謀者である石原莞爾(イシワラカンジ)に関する長編ドキュメンタリーGénéral Ishiwara石原中将)」(83分)を、再び放送します。




General_ishiwara_arte_2




http://www.arte.tv/guide/fr/044793-000/general-ishiwara





放送日時は、2月11日(水) 朝8時55分 (この日から一週間、arte+7で録画を見ることもできます)


石原莞爾はなぜ満州事変を引き起こしたのか、なぜ彼は満州国を作ろうとしたのか、なぜそれらが第二次世界大戦に繋がっていったのか、あの時代の真相が当時の膨大な数の写真や映像と共に語られる、優れたドキュメンタリーです。


このドキュメンタリーを見ながら当時と今を比べてみると、多くの共通点があることを再認識できます。以下のような比較は、秘密保護法案が可決されたときにツイッターなどで広がったので、ご存知の方も多いと思いますが、このほかにも、不況が続いていること、庶民が貧しい傍ら防衛費が増えていること、一部の日本人の間で愛国心が必要以上に強くなっていることなど、似ている部分を挙げればきりがありません。


1923年 関東大震災
1925年 治安維持法
1940年 東京オリンピック(中止)
1941年 太平洋戦争

2011年 東日本大震災
2013年 秘密保護法案
2020年 東京オリンピッ
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arteのホームページに載っている番組紹介は以下の通りです ↓


Près de dix ans avant le début de la Seconde Guerre mondiale, la Mandchourie est envahie par l'armée japonaise conduite par le général Kanji Ishiwara. Portrait du militaire nippon qui a tout fait pour provoquer le conflit.

Personnalité excentrique et brutale, petit-fils de samouraï, théoricien de la "guerre finale", germaniste, bouddhiste, fasciste mais aussi photographe, dessinateur, cameraman, le général Kanji Ishiwara avait un talent certain pour théâtraliser sa propre vie. Il a ainsi lui-même photographié et filmé son quotidien, dans l'armée et dans sa famille, nous permettant de voir le monde de cette époque à travers ses yeux – le regard d'un homme qui, à partir des années 1920, a tout fait pour mener son pays sur le chemin de la confrontation avec l'Amérique et ses alliés… C'est lui qui, au début des années 1930, prit la tête de l'armée japonaise lors de l'invasion de la Mandchourie. Un nouvel éclairage sur la guerre du Pacifique.



(日本語訳)

《第二次世界大戦開戦の10年ほど前、満州は石原莞爾率いる日本軍に占領される。日本の軍隊の“顔”が、戦いを誘発するためにすべてを尽くした結果である。

奇人・粗暴・侍の子孫・「世界最終戦論」の軍事思想家・ドイツ語話者・仏教徒・ファシストであったと同時に、写真家・イラストレーター・カメラマンでもあった石原莞爾は、自身の人生を劇化するための確かな才能を兼ね備えていた。彼は実際、家族や軍の日常をカメラやビデオに収めた。それをもとに、私たちは彼が見つめたあの時代を知ることができる。1920年代から、自国をアメリカやその同盟国との戦いに導くためにすべてを尽くした男のまなざし・・・。30年初頭、その彼が満州占領を先導する。今までとは違った角度からみた、太平洋戦争の姿。》



・・・・・・・・・・・・・・・・


今年初め、天皇陛下が述べられた新年の感想の中に、「満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています。」という言い回しがあったことが話題になりました。


政治的発言ができない天皇が、あえて「満州事変」に触れたわけは、敗戦国である前に侵略国であった日本の過去を国民に思い起こさせるため、そして戦争まっしぐらの現政権に警鐘を鳴らすためであったと解釈できます。


現政権の内外には、私たち戦後生まれが教科書で習ってきたことを“自虐史観”などと言って、歴史を修正しようとしている人たちがいます。


それでなくても、日本の歴史の教科書には侵略戦争に関する記述が十分ではないのに、それを更に修正してしまえば、それは歴史でもなんでもないただの物語になってしまいます。


その流れに乗ったつもりなのかどうなのか、教科書会社の数研出版は、来春の歴史の教科書から「従軍慰安婦」の記述を消すことにしたそうです。

http://mainichi.jp/select/news/20150109k0000e040198000c.html


実態”が問題になっていただけなのに、“存在”そのものを消し去るとはどういうことでしょうか。


あれから70年、戦争を経験していない私たちにできることは、過去を知り、認め、史実を後世に伝え続けていくことであり、“気に食わない”という理由で史実を歪めてしまうなどということは決してあってはならないことです。


ドイツのメルケル首相は、アウシュビッツ収容所のユダヤ人開放70年の式典で、「ホロコーストを思い起こすことはドイツ人の永遠の責任」であると明言しました。


そして、日本の大手メディアはこのニュースを一斉に無視しました。


侵略戦争を起こした日本の責任も永遠であることを、国民に気づかせたくなかったのでしょう。


私たちは関係ない”では、歴史は繰り返され続けます。


arteがこのドキュメンタリーを何度も繰り返し放送している(去年の12月からは月一回ペース)意図を、私たち日本人はしっかり受け止める必要があると思います。








都合がつかない方、見逃した方は、こちらのページ↓でDVDを購入したり、有料でダウンロード(2,99ユーロから)することもできます。

http://boutique.arte.tv/general_ishiwara

2015年2月 2日 (月)

ホットジュースで温まろう!

ここ数週間、寒い日が続いています。


天気予報では、来週は更に寒さが厳しくなって、うちの町の最低気温はマイナス10度以下(!)になる日もあると予想しています。


寒いときは一枚多く着たり、暖房の温度を上げたり、寝るときに毛布を一枚足したり、暖を取る方法は色々ありますが・・・・


一番効果があるのは、なんと言っても体の中から温めること!


というわけで、かなり前にオーガニック専門店で教えてもらった、体の芯まで温まるホットジュースの作り方をご紹介。



用意するのは・・・


・りんご、またはぶどう果汁

・砂糖(果汁が加糖の場合は必要なし)

そして・・・



ホットワイン用スパイス ↓




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これは、あまり日本人には馴染みのない材料ですが、家庭でホットワインを作るために調合されたスパイスで、本場のドイツはもちろん、フランスでも、ほとんどのオーガニック専門店で手に入ります。


普通のスーパーに売っているかどうかは探したことがないので不明ですが、少量使用するだけとはいえ、安心・安全の観点からオーガニックをお勧めします。




さて、肝心の作り方(3~4人分)は・・・



鍋に果汁500ml、砂糖50g(果汁が加糖の場合は必要なし)、「ホットワイン用スパイス」小さじ1を入れて火にかける。(砂糖の量は、お好みで調節してください。)


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②①5分間、弱火で煮立たせる。


③濾し器で濾し
ながら、マグカップなどに注いで出来上がり!


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と、わざわざ作り方を書くまでもないほど簡単です。


このホットジュースで体が温まる秘訣は、なんといってもスパイスの効能。


手持ちのホットワイン用スパイスの原材料を見てみると・・・


・シナモン
・しょうが
・クローバー
・メース(ナツメグを覆っている皮)
・黒コショウ


ぽかぽか効果を持続させるスパイスがずらっと並んでいます。


日本では調合スパイスはなかなか手に入らないかもしれませんが、手に入りやすいシナモン・しょうが・黒コショウ(粒)を一緒に煮ればそれなりの味になると思います(保証はありませんが 笑)


ちなみに、上記のレシピの果汁を赤ワインに替えるだけで、当然ながらホットワインも家庭で簡単に作れます。


それではみなさん、お試しあれ~







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