音楽

2013年6月18日 (火)

PCDPよ、永遠に

数日前、うちの旦那さんの「ポータブルCDプレイヤー」が昇天しました。


MP3プレイヤーではありません。2000年になけなしの金をはたいて買った、正真正銘のポータブルCDプレイヤー(以下PCDP)です。


最後の数ヶ月は、充電が不可能になり、充電器を繋いだまま聞かなければならず、ポータブルの機能を完全に失った単なる「CDプレイヤー」と化していました。


MP3プレイヤーは仕事用、音楽を聞く時はこのPCDP、とこだわり続けた旦那さん。


それは違法ダウンロードに対する、反骨精神の表れでした。


日本のような音楽ダウンロードシステムが、社会にうまく浸透していない欧州では、違法ダウンロードサイトが合法以上に存在し、無料でダウンロードする人が後を絶ちません。


音楽、映画、アニメ、漫画などの娯楽作品のすべてを、違法ダウンロードで調達している人も稀ではありません。


そのような行為を「アーティストに対する侮辱」だと考える旦那さんは、聴きたい音楽があればCDを買い、見たい映画があればDVDを買い、読みたい本があれば本を買い続けているのです。


私もそうすることが当然だと思っていますが、「無料」の誘惑に負けている知人や友人が多いのが実状。特に気になるのは、音楽や映画をタダで手に入れるのが当たり前だと思っている子供たち。


私が中高生の頃は、「テストが終わったらCD一枚」というような、我慢や努力の末に得る喜びというものがありました。音楽や映画は価値のあるもの。苦労なく、ましてやタダで得るものであってはなりません。


そんな現状に危機感を持ち、旦那さん同様、娯楽・芸術作品に対する出費を惜しまない友人がいます。


PCDPの最期を、旦那さんが一番最初に報告した相手。


メールで報告したら、即効で返事が来たそうです。


「それって本当に壊れてる?僕のは、壊れたと思っても毎回持ち直すから、それもまだ大丈夫かもしれないよ。」


何事にも上には上がいるもので、彼のPCDPは15年もの。更にMP3プレイヤーを持っていない、筋金入りのPCDP愛好家。


結局、旦那さんのPCDPは持ち直さないまま今日に至り、「分解して、外れてる銅線があれば半田ごてで溶接すればいいよ。」と希望を捨てていない友人とは裏腹に、旦那さんは「壊れた」と断定(そもそもうちに半田ごてなんてないし)。そして、


「また新しいの買わないと。」


と、買い替えに意欲的。・・・ってあんた、そんなもの今時売ってないんじゃ・・・と思いながら検索したら、


ありました(爆)フランスの密林に色んなメーカーが勢ぞろい。しかもデザインが洗練されててオシャレ。普通のPCDPはもちろん、MP3対応型PCDPまでありました。


興味本位でカスタマーレビューを見たら、旦那さんたちのようなPCDP愛好家が他にもいて、これまたびっくり。少数派であることに違いはありませんが、昔からあるものを手放せないもの同士の集まりみたいで、微笑ましくなりました。


気になったので、今度は日本の密林のレビューも読んでみたら、最後のレビューは2011年だったものの、日本にもPCDPを使っている人達がいて、彼らによるとMP3よりPCDPのほうが音質がいいことも判明。


PCDPを使い続ける理由が他にもあったし、「さて、次はどれにしよう?」とか言いながら、結局私まで乗り気になったのでした。



ポータブルCDプレイヤーよ、永遠に・・・







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