2015年2月 2日 (月)

ホットジュースで温まろう!

ここ数週間、寒い日が続いています。


天気予報では、来週は更に寒さが厳しくなって、うちの町の最低気温はマイナス10度以下(!)になる日もあると予想しています。


寒いときは一枚多く着たり、暖房の温度を上げたり、寝るときに毛布を一枚足したり、暖を取る方法は色々ありますが・・・・


一番効果があるのは、なんと言っても体の中から温めること!


というわけで、かなり前にオーガニック専門店で教えてもらった、体の芯まで温まるホットジュースの作り方をご紹介。



用意するのは・・・


・りんご、またはぶどう果汁

・砂糖(果汁が加糖の場合は必要なし)

そして・・・



ホットワイン用スパイス ↓




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これは、あまり日本人には馴染みのない材料ですが、家庭でホットワインを作るために調合されたスパイスで、本場のドイツはもちろん、フランスでも、ほとんどのオーガニック専門店で手に入ります。


普通のスーパーに売っているかどうかは探したことがないので不明ですが、少量使用するだけとはいえ、安心・安全の観点からオーガニックをお勧めします。




さて、肝心の作り方(3~4人分)は・・・



鍋に果汁500ml、砂糖50g(果汁が加糖の場合は必要なし)、「ホットワイン用スパイス」小さじ1を入れて火にかける。(砂糖の量は、お好みで調節してください。)


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②①5分間、弱火で煮立たせる。


③濾し器で濾し
ながら、マグカップなどに注いで出来上がり!


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と、わざわざ作り方を書くまでもないほど簡単です。


このホットジュースで体が温まる秘訣は、なんといってもスパイスの効能。


手持ちのホットワイン用スパイスの原材料を見てみると・・・


・シナモン
・しょうが
・クローバー
・メース(ナツメグを覆っている皮)
・黒コショウ


ぽかぽか効果を持続させるスパイスがずらっと並んでいます。


日本では調合スパイスはなかなか手に入らないかもしれませんが、手に入りやすいシナモン・しょうが・黒コショウ(粒)を一緒に煮ればそれなりの味になると思います(保証はありませんが 笑)


ちなみに、上記のレシピの果汁を赤ワインに替えるだけで、当然ながらホットワインも家庭で簡単に作れます。


それではみなさん、お試しあれ~







2014年6月 2日 (月)

さくらんぼ1キロ

数日前の夜、


テーブルクロスのパンくず(とか色々)を掃おうとベランダに出たら、


歩道にいた息子の同級生のママとばったり。


「さくらんぼ配り歩いてるの」と言うママ。


自宅の庭の桜の木にさくらんぼが沢山生って、


幼稚園で生徒に差し入れ、


園長先生や保母さんに配ってもまだあるらしい。


「お宅もいる?」と言ってもらい、


余ってるなら喜んでいただきます、と答えたその翌日・・・


玄関のドアノブに大量のさくらんぼ!




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試しに量ってみたら、1キロ強


そのままでは食べきれないので、


さくらんぼのクラフティで大量消費。




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それでもまだ半分以上残っていたので、


もう一度クラフティ。


さくらんぼはもうウンザリかと思いきや、


えっもうないの?と残念がる家族。


普段は滅多にありつけない、


束の間のさくらんぼ三昧でありました。








2014年4月 4日 (金)

アンティチョークでアレルギー対策

この野菜↓の季節になりました。

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日本ではあまり知られていない、でもフランスではこの時期、全国各地のレストランで名前を見かける・・・

アンティチョーク

私がこの野菜を初めて食べたのは、渡仏3ヶ月目、ホームステイ先でのことでした。

見た目、食べ方、味、すべてが未知で驚いたものです。

そしてもっと驚いたのが、そのホームステイ先ではこの時期に、ほぼ毎日食卓に上がっていたこと。「そんなに毎日食べなくても・・・」と首をかしげた記憶があります。

そんなアンティチョーク初体験から十数年。

ついこの間、近所のお店にオーガニック・アンティチョークがお目見え。
 
調理方法を全く知らなかったので迷いましたが、買ってみることにしました。

ネットで調べると茹で方はいたって簡単。

アンティチョークの茎を切り落とし、アンティチョークが漬かるくらいのお湯を沸騰させ、色褪せ防止に塩一つまみとレモン汁を少々入れて茹でるだけ(こんなに簡単ならもっと早く試せばよかったと後悔!)。

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(茹で上がったアンティチョークたち ↑)

茹で時間はアンティチョークの大きさによってかなり違ってきます。(小ぶりなら10分弱、大きいのは圧力鍋を使って調度いいくらいだそう)

そして、食べ方。

額(葉っぱ?)を一枚ずつはがして、付け根の部分にドレッシングをつけて、歯でしごいて食べます。(初めのうちの可食部はごくわずか。)


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ひたすらこの作業を繰り返すと・・・

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花芯にたどり着きます。ここまで来ると、可食部はほぼ100%になりますが、うちの旦那さんは、この作業に嫌気がさして、食べなくなってしまいました(涙)

うちの3歳児にも時々勧めますが、首を縦に振ることはありません。

結局、私一人でアンティチョーク前菜を食べているわけですが、家族が食べないのに、食卓に出し続けるのにはわけがあります。

その理由は・・・

アレルギー症状に効くらしいから。

数週間前に食べだしてからというもの、アンティチョークを食べた翌日は、アレルギー症状が軽いのです。
 
ネットで調べてみると、アンティチョークに含まれる「ルテオリン」という物質が、アレルギーを誘発する酵素の働きを阻害し、アレルギー症状を改善するという記述を発見
 
前述のホームステイ先の家族も、このことを知っていて毎日食べていたのかもしれません。
 
小春日和が続くフランスで、容赦ない花粉に悩まされている方は、是非ともアンティチョークをお試しあれ。










2013年11月 8日 (金)

食べず嫌いのタジンとお寿司

秋休み中、上階ルウのママと、ルウのお姉ちゃん(14歳)の誕生日が続いたので、スモークサーモンやツナのサラダ巻きを作って届けたら・・・




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数日後に、モロッコの伝統料理「タジン」を頂きました ♪ ↑


モロッコ人であるルウの義父が、お寿司を気に入って、お返しに作ってくれたのです。


この円錐形の鍋に材料を入れて煮込むことで、「蒸し焼きに最適の条件が得られる」とか(ウィキペディアより)。


薄味なのにハーブが効いていて、食べだしたら止まらない美味しさでした。家族3人で完食。


後日、「美味しかったよ。ありがとう。」とルウの義父に言うと、


「そう言ってもらえると嬉しいよ。うちの子供たちは一切食べないから。」


という返事。続けて、


「お菓子なら喜んで食べるのに、メインの食事になると食べなくなる。困ったもんだ。」


と、嘆いていました。


義父が作ったものだから、というわけでもなく、ファーストフード以外は食べる意欲を示さないらしい3人兄弟。



お寿司を届けたときもそうでした。


「これは美味しい!」と絶賛する義父と母親の横で、ルウのお姉ちゃんは味見さえ拒否
ルウのお兄ちゃん(11歳)は、一度手にとって食べようとしたのに、「何これ、くせぇ!」とか言いながら結局口には入れず、その言葉を真に受けたルウは、大笑いしながらソファの上で転がりまわるだけ。



なんたる無礼な3兄弟



味見してみて「好きじゃない」とか言うならまだしも、「そんな得体の知れないものは口にしません」と言わんばかりの拒絶ぶり。


○クドのほうが、よっぽど得たいの知れない原材料使ってるんですけど。


タジンもお寿司も、自国では子供も喜んで食べているだろうに。あぁ悲しい。


こんなに深刻な「子供の食べず嫌い」があるとは予想だにせず、我が子はこれでも食べてくれるほうなんだと、感謝せずにはいられませんでした。



2013年10月31日 (木)

BONBONもBIOでBON

10月31日は、日暮れと共に仮装した子供が駄菓子をねだりに来る日。



・・・という定義に変えたほうがいいんじゃないか、と思ってしまう昨今のフランスのハロウィーン。


旦那さんが子供の頃はハロウィーンという言葉自体、社会に浸透していなかったそうで、私が渡仏した10数年前でも10月31日に盛り上がった記憶はありません。


ここ数年で一気に市民権を得たハロウィーンですが、快く思っていないフランス人が結構いるのも事実。


古き良きフランスを惜しむ義母などは、嫌悪感さえ示し、3児の母であるルウのママも、「うちは誰も仮装しないわよ」と、我が子のハロウィーン参加を断固拒否。


仮装と駄菓子の両方を楽しみする子供たちや、ブームに乗って一儲けしようとするお菓子業界は乗り気でも、その他大勢は結構白けているわけです。


とは言うものの、隣近所に住む小・中学生は、ざっと数えて30人。そんな環境下で、ハロウィーンを無視するのは無理があります。


オーストリアでは、駄菓子を用意するのを忘れて、とっさに居留守を使ったりした私たちですが、ど田舎に住んでいたこともあり、訪ねてきた子供は2,3組。大した数ではありませんでした。今住んでいる町も田舎ですが、ここはベビーブームが10年続いているフランス。ちゃんと駄菓子を用意したほうが理に適っています。


そして、こんなときでもオーガニックを貫く我が家。他人の子供に挙げるものだからと言って、オーガニック業界を裏切ったりはしません(笑)


田舎で手に入るオーガニックの駄菓子は限られていますが、用意した駄菓子は以下の通り ↓




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ヨーロッパの駄菓子の代名詞とも言える、クマを模(かたど)ったグミ ↑ どちらも原材料の砂糖や果汁がオーガニックで、着色料を使わずに色を付けてあります。Auchanのグミ(左)は弾力がありますが、右のグミ(ドイツのブランド)はゼラチン不使用でゼリーとグミの合いの子のような感じ。Auchanのグミは一袋99セント、もう一つは2ユーロ強。





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これは見かけによらず「酸っぱさ」が売りの駄菓子。砂糖がまぶしてあるので甘いのかと思いきや、中は本格的に酸っぱくて癖になります。レモンをオレンジのように食べる息子のお気に入り(爆)。





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そしてこれ↑(開封済みで失礼)は一体何でしょう?中身は・・・






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電気のコードではありません。日本語ではスペイン甘草という植物を使った、ヨーロッパでよく見かける駄菓子なのです。クマのグミ同様、知らない欧州人はいないかと思われます。私はつい最近生まれて初めて味見して、それが最初で最後であることを確信しました。34年間で一二を争うくらいの苦手な味でした。日本語のウィキペディアで、「抗酸化作用がある」と読んでも微動だにしませんでした。上の二つは大好きな息子も、これは苦手。「食べてもいいよ」と言う、駄菓子を滅多に食べない旦那さんに残りを委ねることになりましたが、10月31日に「片付ける」手もあることに気づいて、胸をなでおろした次第です。





そんなこんなで、Auchanがなかったらクマだけだろ、という突っ込みがありそうですが、明日の備えはばっちり。「これはBIOのBONBON(駄菓子)だからね~」といちいち一言を添えることも忘れません。


ちなみに息子がもう少し大きくなって、「仮装して駄菓子をねだりに行く」と言い出したら、理由は違えどルウのママと同じスタンスで阻止するつもりです。











2013年10月28日 (月)

きのこ&りんご週間

秋休み初日に、隣近所から「りんご」と「きのこ」のお裾分けをいただきました♪




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向かいの老夫婦が自宅の庭で収穫したりんご ↑





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隣人セバスチャン一家が、近郊の森で採取したきのこ ↑



りんごはともかく、きのこは誰がどう見ても大量。写真ではわかりにくいですが、このカゴの長いほうの直径は50センチ近くあります。


セバスチャンの父親が届けにきたときに、「こんなに沢山!」と仰天すると、「火を通したら、量が減るから大丈夫」と言うので、それを信じて食べきることにしました。


ところでこのきのこ、フランス語では「Pied-de-mouton(羊の足)」というそうです。(どこがどう羊の足なんだろう??)日本語では何というのか検討もつかなかったので検索すると、「シロカノシタ」という名前にたどり着きました。日本では希少で、ヨーロッパではどこでも見かける平凡種だとか。


セバスチャンの父親に言われた通り、汚れを取り除いて、更に洗って、鍋一杯に放り込んで、空炊き(?)にしました    ↓



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(火を通す前のきのこ達。(写真が黄色くて別物のようですが、同じきのこです(汗))





すると、みるみる量が減ると同時に水分が出てきて、もとの5分の1の量に ↓


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味は、エリンギそのもの。下ごしらえ中は、ちょっと力を加えるだけでポロポロ壊れて困りましたが、茹でると身が締まって弾力が出て、噛み応え十分。


この「下茹できのこ」、色んな料理の主役にも脇役にもなって、とっても便利でした。きのこの炊き込みごはん、きのこのパスタ、きのこ入りオムレツ 等々、味にくせがないので、どんな料理にも合う優れもの。




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(パスタと炊き込みご飯。シロカノシタという日本語名がややこしいだけに、「きのこの~」というレシピ名がぴったり。)





りんごは、とにかく味に感動。理想的な甘酸っぱさで、息子もご満悦。更に嬉しいのは、剥いてみると、二つに一つが芋虫入りで、安全が保障されていること。AMAPの野菜にもよく虫がついていますが、素人にとっては、この「虫」が安全のバロメーターなのです。


りんごを生食するとアレルギー反応が出る旦那さんのために、アップルパイやタルトを作ってみると、これまた美味。





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見た目はイマイチですが(笑)味は申し分ない「オーガニックアップルパイ(バナナ入り)」 ↑


生地は、時間短縮のために「CASINO BIO 冷蔵パイ生地」を使用。つい最近、原材料の一つをマーガリンからバターに変えて、パン屋さんも顔負けのパイ生地にリニューアルしたばかりです。本当にびっくりするほどおいしいので、在仏の方は是非お試しあれ。




そんなこんなで、きのこはちょっと食べ過ぎた感が否めませんが、思いがけず食欲の秋を満喫したバカンス前半でありました。 








2013年10月25日 (金)

パン屋がお寿司を売る

夢を見ているのかと思いました。



息子のバスケ教室帰り、町のパン屋に寄ったときのこと。


いつものおいしそうなパンに紛れて、何故か、何故なのか・・・





お寿司がありました。






エビのにぎりが10個程度、スモークサーモンの巻きが数個、その横にキウイパイナップルが乗ったにぎり・・・


目を丸くする旦那さんと私に、「新商品です。味見します?」とにこやかに話しかけるパン屋の奥さん。


お寿司を前に固まる私たち。


「スーパーに売ってる“Sushi”は納得いかないけど、ある日“すし名人”が店に持ってきた“Sushi”がなかなかおいしかったので、土曜日だけ限定で置くことにしました。どうです?」と、根気よく勧める奥さん。


“すし名人”のところで笑いをこらえ、二人で顔を見合わせて「(そんなに言うなら)じゃぁ」と言って、旦那さんはサーモン、私はエビを味見。



沈黙する私たち。



感想を待つ奥さん。



「・・・なかなかです。」という旦那さんに続いて、





何ですかこれは?こんなカピカピの物体、お寿司とは言えません!シャリも単なるご飯じゃないですか!お寿司には寿司飯を使うんですよ!」






・・・と本気で思ったことをぐっとこらえて、「まぁまぁかな」と口を濁した私。


そもそもが、並べられたお寿司がパンと同様の扱いで、何の乾燥対策もなされておらず、シャリの一部とネタの表面が乾燥していました。寿司飯も味が足りないくせに、シャリの量が半端ない。


気を取り直してパンを買おうと思ったら、今度は「こっちの甘い方もどうですか?」とキウイとパイナップルの握りを勧める奥さん。


正直言って、そっちは未知。一瞬、名古屋の甘いパスタをつくる店が頭に浮かんで、異国の料理は冒険したくなるものなのか、なんて考えながら苦笑い。もしかしたら、思いがけず美味しいかもしれないし、もう一度「じゃぁ」と言って味見。



“普通の”お寿司と同じく、感想を待つ奥さん。



旦那さん&私 「・・・」





あぁ後悔。


旦那さんがどんなリアクションをとったのか思い出せないくらい、食べたことを悔やみました。


名古屋の甘味パスタを食べたことのあるイタリア人がいるのかどうかはわかりません。でもフランスで甘いお寿司を食べてみた日本人の私の感想は:見た目も味も“邪道”。甘いシャリに薄切りのキウイが乗せてあるだけの、工夫も糞(失礼)も無い物体。全くもって価値の見出せない“Sushi”でした。


ただ、これは帰宅して冷静になってから考えたことですが、日本のおいしいお寿司を知っている私たちとしては認めがたい“Sushi”でも、初めて食べる人には不味いものではないんだろうなという気もしました。


本場のフランスパンを食べたことのない日本人に、「これが、パン名人が作ったフランスパンです」と言えば、不味くなければ納得してしまうのと同じ。


だからもう、勝手にしてくれ、という感じですが、「日本のパン屋でも敢えてしないことを、なぜする?」という疑問は残ったまま。


そのパン屋は小さいながらも、町のど真ん中にあって、集客に苦労しているとは思えません。メインのパンはどれも美味しく、いつ行っても常連客で溢れています。(町で唯一BIOのパンを作っている店でもある)


お寿司なんか置いて、プライドはないのか?田舎だから刺激を求めてこうなったのか?




一週間後、納得しないまま、またバスケの後にパン屋へ。



前回同様、ガラスの向こうに“Sushi”が見えます。



見てみぬ振りをしようと思ったら、パンを買って店を出るまでに・・・





3組くらいがお寿司を買っていくのを目にしました






まるで夢の続き・・・



夢ではないことを証明するために、奥さんや他の客にバレるのを覚悟で写真に記録することにしました。


当然、撮るのは旦那さん。


私が撮っているのがバレては、どんな言い訳も嘘くさくなりそうだから。・・・と思うのは考えすぎかもしれませんが、私は撮る気にはなれませんでした。


「どっちでもいいよ」という私に、「いや、これは撮るべき」と意志の固い旦那さん。





私が息子の手を引いてパンを注文している隙に旦那さんが撮った、このブログに捧げる渾身の2枚 









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キッシュの奥に並ぶ“Sushi”。わさびを敢えて上に乗せたマグロの握りが好評のよう・・・。その横の黄色い“Maki”は何でしょう?聞いたらまた味見させられそうだったので、聞けませんでした。




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そして、サンドイッチとエクレアを寸断する、“甘味Sushi”。この日は恐らく「マンゴ」と「オレンジ(みかん?!)」。マンゴともち米のデザートはタイ料理に存在します(たぶん)。でもオレンジとごはんの組み合わせはこれが史上初ではないでしょうか?




そういう冒険はいらないから、早くもとのパン屋に戻って~





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パン屋の外観。もう少し近づくと、左下段の中央に“ブツ”が見える・・・



2013年9月12日 (木)

カマンベールチーズの丸焼き‏

フランスは「美食の国」だと言われています。


渡仏直後は、口にする物すべてが美味しく、どこで何を食べても感動の連続でした。


それが、ここ最近は、外食しても絶賛することがめっきり減りました。不況のせいか、私の舌の肥え過ぎか・・・理由は定かではありません。


夏休み中、両親が来ていたときも、義母に会っていたときも、二日に一回はレストランで食事をしましたが、「これって茹でただけ(or焼いただけ)。家でもできる。」とか、「これは茹ですぎ(焼きすぎ)。」とか、「ははん、冷凍ものを使ってるな。」、「フライドポテトに味の素!」等々、小姑のように文句を言いながら食べることが、ほとんどでした。


それでも、粋な盛り付けに唸り、ウェイターの冗談に和みながら、耐え忍んでいました。ドイツ語圏の食事情を思い出し、なんのこれしき、とも思いました。


そんなある日、義母の町で一番有名なレストランで食事をしたときのこと。


旦那さんが頼んだメイン料理が・・・



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カマンベールチーズの丸焼き!!


料理名は「とろけるカマンベールチーズ」。私はもちろん、旦那さんも義母も、まさかカマンベールチーズが丸ごと出てくるとは思わず、揃って目を丸くしました。


クレーム・ブリュレの型にすっぽりはまったカマンベールチーズ。誰が何をきっかけに思いついたのかわかりませんが、ただ単にオーブンで焼いただけで、手が込んでいるわけでもなく、味に仕掛けがあるわけでもなく、期待はずれにもほどがある料理。いや、これを料理と言うのはおこがましい、そんな代物でした。


普段、大食いの旦那さんも、さすがにこれは完食できず。普通なら、約1週間かけて食べきる大きさのカマンベールチーズ。それが、一食分として出てきたわけで、食べ切れないのが正常というもの。そもそも、カマンベールチーズをメインにすること自体おかしい。


気になるのは、この代物が、定番料理の一つだったこと。そのレストランには複数回行きましたが、これ以外は、妥当なものばかり。これを定番にしておく理由は一体何なのか?近所の酪農家から直接仕入れていて、採算が取りやすいとか?だとしても、料理としての魅力が無いに等しいだけに、それだけでは説得力に欠けます。


そのレストラン、義母の町、そしてフランスの名誉のために、この「料理」は思い切ってメニューから外すべきだと思いました。


名前に釣られてオーダーする人が多そうなのが、更に痛手・・



2013年7月30日 (火)

乾燥セップ茸でパスタ

スーパーで、両親のお土産選びに付き合ったとき、“乾燥セップ茸 100グラム 9ユーロ”を発見。


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ちょっと悩んで、買い物かごに放り込みました。


セップ茸=ポルチーニ(イタリア語)と言ったら、どれだけの日本人がわかるのか、全く予測がつきませんが、個人的な印象は、「ちょっと高価なおいしいキノコ」。


ただ、食したのは、渡仏して以来一度だけ。在仏4年目くらいに、南仏でセップ茸のパスタを食べたきり。友人と入ったレストランで、メニューの中に発見し、「セップって何ですか?」とウェイターに聞いたら、「知らないんですか?キノコの一種で、おいしいよ。」と言われるままに注文。一口食べた感想は、「なかなか」。ただ、同じ味がひたすら続いて、クリームのこってり感も手伝って、終盤には飽きてきて、完食できませんでした。


では何故買ったかというと、両親に味見してもらおうと思ったから。でも結局、時間がなくて、というか、2時間以上お湯で戻すという下ごしらえを実行できないまま、両親が帰国。


両親が帰ってから時間に余裕ができたので、「セップ茸のクリームパスタ」をさっそく作ってみました。


密封された容器を開けると、強烈なきのこの香りが台所中に広がりました。


「これは期待十分」と、夕食の3時間前にセップ茸20グラム程度を、とりあえず水で戻すことに。1時間ほどして触ってみたら、ほとんど戻っていたので、お湯でなくてもいいことを確認。


その次に、「戻したセップ茸をたっぷりの水でよく洗う」とあって、しばし考えました。キノコ類を洗いすぎると台無しになることは、日本では常識。干ししいたけの戻し汁も、使わずに捨てるなんて、スープの素を捨てているようなもの。それをたっぷりの水で洗ったら、香りもうまみも全部逃げてしまわないんだろうか、と思いながら、戻した水の中でセップ茸を軽くゆすいで、絞らずに、お皿にあげました。戻し汁はいい香りがしていましたが、説明書きを完全に無視するのはどうかと思ったので、今回は泣く泣く捨てることに。


玉ねぎを炒めて、セップ茸を投入して、クリームを控え目に入れて、塩で味をととのえて、パスタと混ぜました。


旦那さん共々(息子はパスタ系に手をつけません)「絶賛」、とまではいかなかったものの、想像通りのおいしさでした。戻し汁を半分でも入れていればもっとおいしかったと思います。



ただこのセップ茸、市場に出回っている90パーセントがポーランド製だそう。しかも、安価なものの中には、中国産の“にせセップ茸”が混入していることもあるらしいのです(怖)。


再度容器を見てみると、「原材料:セップ茸 (輸入品)」という、かすれた文字を発見。ネットで色々見てみると、「ニセモノは苦い」という記述がありました。今回使用した分は特に苦味はなかったので、一安心。


セップ茸は天然でしか育たないらしいし、オーガニックにはならないし、毎日食べるものでもないし、感動するほどおいしいわけでもないし、この容器が空になったら次はもう買わないだろうな。


・・・と思いながら食べていたら、旦那さんが2回もおかわりしました(爆)



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2013年7月28日 (日)

鱒(マス)とマクド

一昨日の夕方チャイムが鳴りました。


インターホンに出ると、「え~と、ナトン(※)だけど、マスは入りますか?」※ルウのお兄ちゃん(もうすぐ11歳)


私 「・・・マスって魚の鱒?」


ナトン 「はい。今日釣ってきました。入りますか?」


既に夕食の準備中だったものの、11歳の子供を断わるのはかわいそうな気がして、もらうことにしました。


溜め池が多いうちの地方では、老若男女問わず、鱒釣りに精を出す人々がいます。ナトンの場合、FRANCASという子供会の活動の一環に参加して釣ったそうです。以前ルウに、「今日、魚釣りの日だから、いっぱい釣れたらあげるね。」と言われたことがありますが、実際におすそ分けしてもらうのは今回が初めて。


オーストリアでは、スーパーで目にする生の魚が鱒だけだったので、よく食べていましたが、豊富な種類の魚が手に入るフランスで鱒を食べるのは久しぶり。


5分後、ナトンがビニール袋に入った鱒2匹を届けに来ました。


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30センチ程度の小振りの鱒2匹。丸ごとではありましたが、内臓は除去済み。


頭をとって、流水で洗って、水分を拭き取り、塩を振って、小麦粉をまぶして、豪快にフライパンで姿焼きにしました。(言い方を替えると、姿焼き以外の凝った料理をする時間がありませんでした。しかも焼き上がりの写真を撮るのを忘れました。)


準備中の夕食が、「お好み焼き」だったので、妙な組み合わせになりました(笑)が、土臭さもなく、とてもおいしかったです。ところが、鱒を食べながら旦那さんが一言


「そういえば、上階の家族(ルウの家族)、マクドに出かけて行ったよ。」


“いっぱい釣れたからお裾分け”だと思っていた私は、開いた口がふさがりませんでした。


ルウの家族が、マクドナルドに2週間に一回くらいのペースで行っているのは知っていましたが、息子がせっかく鱒を釣ってきた日に、わざわざマクドに行かなくても・・・。


少なくとも子供には、自分で釣ったものを食べるおいしさを教える、それが親の役目だろうに。


ちなみにフランスでは東西に関係なく、マクドナルドのことを「マクド」と言います。こんなところにも、フランスと関西の共通点が・・・って、どうでもいいな、これは。








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