夏休み2014

2014年8月17日 (日)

やっと登ったピュイ・ド・ドーム

義母の住む町に滞在中、ピュイ・ド・ドーム(Puy-de-Dôme )という、Volvicの水で有名な休火山に登ってきました。


Sommetdupuydedome



“登った”と言っても登山電車で頂上まで行ったというだけの話なのですが、私にとっては感動的な“登頂”でした。
 
というのも、この山は渡仏して最初に目にした山だったにも関わらず、何度も側を通りながら、今日も登らない、今回も登れないという状態がなんと・・・15年間も続いたからです!
 
富士山の麓に住んでいても富士山に登ったことがないという人もいるわけで、私がピュイ・ド・ドームに登らないからと言ってなんら驚くことではありませんが、数年前にせっかく登山電車が開業したし、息子も4歳になって感受性が豊かになってきたし(去年までは景色を見せても無反応だった)、今回を逃したら次の機会は来年の夏・・・ということで登ることになりました。



義母の町から車で20分。


麓の駐車場に着くと、見渡す限り車、車、車。


今年の夏はフランス各地で気温が低く隔日で雨が降っていて、好天だったその日に考えることは皆同じでした。


運よく空きスペースを見つけて車を止め、登山電車の駅へ。


切符売り場で息子が4歳だと告げると、4歳から有料だと料金表に書いてあるのに何故か無料に・・・。意味不明だったけれど、変に説明を求めて有料になったら残念なので追求せず。


出発間際の電車に乗り込むと、ほぼ満員。駐車場が満車なので当然と言えば当然ですが、それにしてもオーベルニュ地方でこれほどの人ごみは珍しいです。


登山電車に揺られること10分。


あっという間に標高1400メートルに到達しました。




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降りた場所から頂上は目と鼻の先。


せっかく来たので頂上を目指して進んでいくと・・・



どうも牧場くさい(汗)



こんな場所で何故???と思っていると・・・




いました!!!




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羊の群れが!


それもすごい数!


どおりで通路に干草色の点々が続いているわけだ(苦笑)



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更に進んでいくと


今度は人だかり。


のぞいて見ると、そこには・・・




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パラグライダーの群れ(笑)


麓に近づいた時点で見えていたパラグライダーの出発点がそこだったのです。


好天を逃すまいと集まったパラグライダー愛好者たちが所狭しと並び、次から次へと飛び立っていきます。



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中には6歳前後の男の子が付き添いの大人と飛び立つという、観衆が固唾を呑んで見守る一幕もありました ↓



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空を見上げるとこんなに沢山のパラグライダー!



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ずっと見ていて感じたのは、結構操作が簡単そうで、勇気さえあれば誰でもできそうなこと。スカイダイビングは無理でもこれなら私でもできそう・・・などと勝手に夢を膨らませてみたりしました。



パラグライダーの波はいつまでも引かず、見ていると限がないので前進。


途中、Volvicのペットボトルに印刷されている火山が見えました。



Dscn7871





一昔前に使われていた写真はピュイ・ド・ドームだったそうです。


山頂を散策すること40分、ここで“あること”が気になり始めました。


それは・・・


電車を降りた時点で薄々気づいていて気にしないようにしていた寒さ


標高1400メートルを甘く見て、というか、“山”であることを忘れてハイキング気分でやってきた私たちは、こともあろうに半袖一枚で登頂してしまったのです。


半袖やタンクトップの人は他にもいましたが、自分自身は寒さに震えているわけで周りがどうこうの問題ではありません。


私たちを嘲笑うかのように薄手のダウンジャケットを着ている人もちらほら。(そういう人に限ってボトムスはホットパンツだったりして、「で、脚は寒くないの?」と聞きたくなりましたが・・・)


防寒着さえあれば、あと一時間は絶景を楽しんだだろうに、後半は猛スピードで写真だけ撮って、あえなく退散。


念願のピュイ・ド・ドームには登れたものの、次回は「寒さ対策をして思う存分頂上を満喫する」という、更なる目標を持つはめになったのでした。(次があるなら今度は自分の足で登ろう・・・)







2014年8月15日 (金)

今度は嵐

ドイツ旅行、オーベルニュ滞在に続き、またしてもブログを更新できない状況に陥っていました。


題名どおり、今回の原因は「嵐」。


日曜日の夕方、雨が強く打ち付ける音が聞こえて窓の外を見たら・・・


日本でしか経験したことのないような、強烈な雷雨が真横に降っていました(汗)


あまりの凄まじさに、4歳の息子は恐怖で硬直。


15分も続かなかったと思うのですが、その間に近くで雷が1度落ち、何かがどこかにぶつかって割れる音が何度か聞こえました。


嵐が去り、窓を開けてみると、近所に住む女性がベランダに出ていたルウのママと話していました。


「木が道路を横切っていて、迂回して帰ってきたのよ。」


まじですか。


別の隣人も窓から会話に割り込んでルウのママに聞きました。


「インターネットつながる?」


さっそくうちのネット状態を確認すると・・・


ホントだ、つながらない。


翌日が月曜日だったので、今夜は無理でも明日には誰かが修理するだろうと思っていたのに、月曜日の夜になっても・・・


つながらない。


痺れを切らした旦那さんが火曜日の朝、電話会社に電話をかけると、


「雷雨に見舞われませんでしたか?」


と逆質問。


どうやらモデムが雷にやられたようで、交換する以外に手立てがないとか。


「今日発送しますが、到着は明日のこともあれば5日後ということもあります。」


相変わらずの運任せ。


その上、「次回は雷が鳴ったら回線をすべて外してくださいね。長期間留守する場合もです。」


なんて注意されてしまった旦那さん。


そんなの聞いてないし。


そもそもが、雷ごときでダメになるモデムってどうなわけ(よく知らないけど・・・)。


フランスのフリーダイヤルは後味の悪さで言えば天下一。


どうせモデムも1週間くらい届かないんじゃないの?


と、すねていたら・・・2日で届きました(爆)




ちなみに、嵐の被害は想像以上に酷く、町のあちこちで瓦が飛んだり、木がなぎ倒されたり、ゴミ箱がどこかに飛んでいってしまって行方不明になったりした模様。


近所のおじいちゃん曰く「これほどの嵐はかなり珍しいけどね。これから増えるんじゃないかな」


今年の冬は「冬がなかったね」と皆が口をそろえるほどの暖冬で、今夏は雨ばかりで太陽はほとんど顔を出しません。


日本の台風がどんどん巨大化しているように、フランスでも異常気象が頻発しているのです。











2014年8月 6日 (水)

改装中にオープンしたホテル

一昨日まで義母の住むオーベルニュ地方に行っていました。


ネタがどんどん溜まっていくというのに、WIFIはうまく繋がらず、繋がっても時間は限られていてブログを更新することはできませんでした。全てを記事にするのは難しそうですが、とりあえずこんな話から始めようと思います。



滞在中の宿泊先は7月に改装オープンしたばかりというアパートホテル。


・・・のはずが、着いてみたらまだまだ改装中だったという話です(笑)


完全に改装が終了しているのは外観だけで、中はというと・・・


まず、階段が仕上がっていない ↓




Dscn7943_7



ただし、これは登れるから別に支障はない。


問題は・・・


廊下と階段の明かりがないこと。


照明らしきものは天井や壁についているのに、そのスイッチが全く見当たらないわけです。


昼間はともかく、日が落ちてから帰ってくると手探りで階段を登らなければなりません。


その説明も一切ないところがまたフランスらしい。


肝心のアパート内は一見改装が完了しているように見えます。ただし、到着早々のオーナーの言葉が


「食卓テーブルと玄関脇の家具は取り替える予定です。」


玄関脇の家具は何がどうダメなのかさっぱりわかりませんでしたが、食卓テーブルは確かに代用品そのもの。


テーブルというよりは電話台のような、3人で囲むにはあまりにも小さすぎる“テーブル”でした(これは残念ながら写真なし。チェックアウト時に撮ろうと思っていたらそれどころではありませんでした)。


そして、滞在3日目にそれは起こりました。


朝9時半にチャイムが鳴って、インターホンに出ると


「家具の交換に来ました。入ってもいいですか?」


家族3人でのんびり朝食をとっていた最中でしたが、断わるのは悪いと思って解錠。


運び込まれたのは、巨大な収納棚 ↓





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私としては食卓テーブルを替えてもらったほうが嬉しかったのですが、それは運搬の兄ちゃんたちに言ったところでどうしようもないこと。家具が交換されるのを黙ってみていました。


ところが、交換が終了して問題発覚。


新しい収納棚が壁から10センチも飛び出していたのです ↓




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(オレンジの矢印の部分が壁からはみ出ている)



すかさずオーナーに電話する運搬の兄ちゃん。


とりあえず引き上げてから10分後、またドアをノックする音が聞こえました。


ドアの向こう側にいた(あった)のは運搬の兄ちゃんたちと元の収納棚


「やっぱり新しいほうは大きすぎるので再度交換します。」


再度交換ってあんた、壁の長さ測っておけばこんな重たいものを何度も往復する必要なかったのに・・・。


フランスらしい要領の悪さに呆れながら、私たちは朝食の片づけを始めました。


すると、その数分後、またしてもドアをノックする音が聞こえました。


今度は何だろうと思いながらドアを開けると、


「適当な大きさの家具が見つかったので、こっちにします。」


と言いながら第三の収納棚を運んできた兄ちゃんたち(爆)


笑いをこらえながら3度目の交換劇を見守りました。



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上が最終的に採用された収納棚。下が元の収納棚。


高さはともかく、幅に関しては一番目よりも狭い収納棚を前に(しかもコンセントが隠れてしまっている!)、一番目が没になった理由はいつまでたってもわかりませんでした。


それから数日がたち、またチャイムがなりました。


ドアを開けると、今度は背の高い年老いた男性がたっていました。


彼の手には額縁。


「絵を飾りに来ました」と言う男性。


「ダイニングに2枚、それぞれの寝室に2枚飾らせてもらってもいいですか?」


あまりに思いがけない申し出に戸惑いながらも承諾。


「ここは絵を飾るには適していない場所だと思うんだけど、オーナーがどうしてもと言うので」


と言いながら、キッチンの、どう考えても不適切な場所に釘を打ち、絵をかけた男性。



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その他3枚も手際よく飾りながら言いました。


「これは写真を加工して水彩画に見せかけているのです。よく出来ているでしょう?」



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確かに良くできてる。(↑相変わらずぶれていてよくわかりませんが、本当によくできた加工写真でした。)


聞けばこの男性、画家で、自分の絵もホテルの数箇所に飾ったのだとか。


自分の絵を自分で飾るのは普通のことなんだろうけど、その画家に加工写真を飾ってまわらせるのはどうなんでしょうか。




と、こんな感じで、改装の仕上げに客の私たちが巻き込まれるという、ある意味貴重なホテル滞在を経験したのでした。


外装に関しては改装しながら営業を続ける店やホテルなどは結構あると思うのですが、このホテルのように一旦閉めておいて、内装が中途半端なまま営業再開するところはフランスでも結構珍しいと思います。


とくにオーナー一同、従業員たちはなんら悪びれた様子もなく、それどころか「居心地はどうですか」なんて平気で聞いてくるわけで、階段に照明がないことを不服に思うほうがおかしいのではないかと思わされました。


ちなみにこの照明、帰る二日前に点(とも)って、人が通ると自動的に明かりが点く仕組みだということはわかったのですが・・・



点いたのはそれっきりでした(爆)










2014年7月17日 (木)

ドイツで決勝観戦!!!!!!!

14日まで、ワールドカップの優勝で歓喜に満ちるドイツに行っていました!


両親が遊びに来るにあたって、山好きの父のリクエストでドイツの最南端に連なる「ロマンチック街道」へ行こうという計画を立てたのですが・・・


不運の悪天候で、寒いわ、山は見えないわ、山に登っても景色は見えないわで大失敗。


そんな散々な旅行を救ってくれたのが・・・







ドイツ代表の準決勝、及び決勝進出!!!!!!!







準決勝当日に滞在していた町のパブリックビューイングこそ雨で中止になったものの、ドイツがブラジル相手に7点を量産している間の地響きのような歓声を間近で聞いて、気分はすでにドイツ人(笑)決勝が自国のことのように楽しみになりました。


ただし、ここで問題発生。


今回の旅行がワールドカップの日程と被るということに直前まで気づかなかった私たちは、決勝当日の13日にフランスに戻る計画を立ててしまっていたのです!


決勝当日まで決勝進出国にいながら、決勝を観ずに帰国する人がいるでしょうか。


サッカーに全く興味がないならともかく、滞在中の国がワールドカップで優勝するかもしれないというときに、後ろ髪を引かれる思いで帰路に着くなど私たち(とくに旦那さん)には考えられませんでした。


というわけで・・・






一日延長(笑)







その日滞在していたのは大都会のシュトゥットガルトでしたが、飲食業の営業妨害にならないよう、パブリックビューイングは開催しないとのこと。


試合開始一時間前に街へ繰り出すと、あるわあるわ、大型テレビや巨大スクリーンをテラスや道端に設置したカフェやバーがあちこちに点在していました。


パブリックビューイングだけだったら街の出費がかさむだけで飲食業は商売上がったり、ということを事前に考慮したシュトゥットガルトの街って素晴らしい。


街で一番大きいと思われるスクリーンを出していた店は道路まで人がごった返していて観戦できる状況ではなかったので、その店の裏に設置された4台のテレビの前で観戦開始。


オレンジの矢印の先に巨大スクリーン(中央にスクリーンのように見えるのはビルの外装) ↓


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こちらは画面のサイズも観戦人数も控え目 ↓


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手書きで貼り付けられた「SCHWEINSTEIGER」(笑)


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その後、雨がちらついてきたのでホテルに向かいつつ、カフェやバーを転々としながら観戦。アルゼンチンの一点目が入ったと思ったらオフサイドで、ドイツが先制したかのような大歓声が街中に響き渡って大盛り上がり!


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特別な日とはいえ、さすがに4歳児(旅行中に4歳になりました!)を連れて夜の11時まで観戦するのは無理があるのでハーフタイムの間にホテルに戻りました。


その後、延長戦でドイツがようやく一点を入れて優勝したのは周知のとおり。


試合終了直前にもう一度街へ繰り出してシュトゥットガルト市民と喜びを分かち合った旦那さんはもちろん、歓声や花火の音を聞いていただけの私たちも、夢見心地のワールドカップ決勝を堪能したのでした。









おまけ 1


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車も


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家も


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店も


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人も

いたるところで黒・赤・黄!




おまけ 2


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フランスのニュースチャンネルでも数時間に渡って生中継されたドイツ代表の凱旋帰国。


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更に欲を言えば、この100万人の熱狂サポーターたちに紛れたかった(笑)





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